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・クルマ原体験 「車好きの母と兄の影響で…」
・購入秘話 「重さに耐え切れず…」 
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・カーライフ&オカネ事情 「シートとタイヤに不満アリ」
・アドバイス 「情報源は複数持つこと!」
編集部:HANAさん、こんにちは。華やかなクルマ遍歴をお持ちのHANAさんですが、クルマを好きになったきっかけは何だったんでしょうか?
HANAさん:母と兄が車好きなんです。その影響があるかもしれませんね。兄は自分の乗りたい車が三菱にあるようで、今も三菱車に乗っています。
編集部:特にお兄さんの影響を受けたんでしょうか?
HANAさん:そうですね。3歳上なので車の傾向は影響を受けたかもしれません。兄がデリカスペースギアに乗っていた頃、私はパジェロロングに乗っていたこともあります。
また、その後、街で見かけたZ3を兄が乗っていたことで余計に気になったりしました。一度だけ借りたことがあり、目線の低さに面白さを感じ、大きくそそられた気がします。BMWのディーラーに行った時Z3のカタログを見せてもらい、その中にあるCoupeに目が止まりました。西洋のおとぎ話に出てくるような、先が大きく膨らんだ靴のイメージが湧く車でした。いわゆる釘付け状態。完全な一目惚れですね。カタログを見て即購入しました。
兄の影響というよりも結局は「気に入った!」「ほしい!」という衝動があってのことですが、基準になるのはいつも貯金額で「一括でこのくらいの車が買える…」と妄想が始まると危険ゾーンいっぱいになりますね。
編集部:それは危険ですね! ところでHANAさんは周りの人からはどんな人って言われますか?
HANAさん:浅い付き合いの方からは「男勝りのオッサン」タイプに見えるらしいですが、私をよく知る友人からは「見た目以上に中身は女の子」という意見も!好奇心が旺盛で熱しやすく冷めやすい一面もありますが、思いたったことは吉日!とばかりに走り出しますので勇み足よろしく踏み入れます。スタートダッシュはかなり早いらしく、年配の方からもよく驚きの声をいただくこともあります。ただ、ダッシュ力があると言うことは詰めが甘い事なので時々失敗もするんですけどね…。
編集部:さて、その性格はクルマ選びにも反映されているんでしょうか? 早速、NCロードスターの購入秘話を聞いてみましょう。
編集部:まず購入当事の状況をお聞かせください。?
HANAさん:2005年春、夜学に通って2年目、そろそろ3年目以降の事を真剣に考えなければならないと思っていた頃でした。鍼灸師免許取得(国家試験)に向けて趣味のサーキット走行を控えるようになっていました。当時所有していたBMW・M-Coupeは3年で6万キロ走破した車で、この先も同様に維持していくにはどれくらいかかるのか…、通勤に使わなければ若干保険が安くなるけれど微々たるもの。オイル交換やメンテナンスをこまめにしていけるのか、お金も手間もかかる車だったので、車の趣味と勉学、将来像への折り合いをどうつけていくか悩んでいました。
未来の鍼灸師か、単なる車好きのおねーちゃんか…、選ぶ時期が来ていました。M-Coupeに関してはBMWのオフ会に行くと女性がMT車を運転しているということと、奇天烈な車に乗っていることで悪目立ちをしていました。おまけに当時でも珍しい全塗装したカーボンボンネット&オリジナルデザインボンネットというカスタムなどが完了しており、自分自身での納得度も高かったのです。しかし、外車にしてはかなりの過走行車です。車としては美味しい時期は過ぎていました。この先に買い換えるとしたら、第一目的は手間がかからない車。小さめボディが気に入っていたので、同じような形状でM-Coupeより新しい年代のもの、幅1740mm前後の別の車に心が惹かれるようになっていきました。
編集部:M-Coupeにはどれぐらいお金がかかっていたんですか??
HANAさん:自動車保険だけで年間35万円以上。ガソリンは月に30,000円以上。その他オリジナルカスタムにかけた金額は…怖くて言えません(汗)
車重1.4tに似合わずファイナルギア比も低く、街乗りにはかなり不向き。それを通勤・通学にも使っていたんですから今思えば驚きです。特殊形状デザインの車だけにタイヤ、ホイールも特殊で金額も膨らみがち。故障時の修理代金も考えるだけで空恐ろしい程。その特殊さゆえに不便さは限りなくありましたがそれを上回る魅力もあって、多分に悩みました。
編集部:手放したくなかった一番の理由は??
HANAさん:何と言っても、あのリアスタイル。一度目にした人は必ずあの大きく張り出したヒップラインには目が止まります。惚れ込んでいました…。でも、その迷いを吹き飛ばしてくれたとても良い出会いがありました。行きつけのカーショップの店長さんとそこに集う仲間たちです。人生を変える出会いでした。人がいてこそ、車が生きる・・・そんな当たり前のことに気づかせてくれた仲間たちです。
M-Coupeはとてもいい車だけれども、同じZ3系に乗る人たちの視線や言葉が痛く感じるようになっていたんです…。心が疲れていたのかもしれません。気楽にもっと楽しく車を運転して遊びたい、乗りたい…と思うようになっていました。
編集部:痛い視線や言葉って?? ?
HANAさん:Z3系クラブツーリングに参加していたのですが、M-Coupeが注目を集めたことで、オフ会の会長さんの気分を害してしまうことがありました。運転が下手すぎる私に「なんでこの車に乗ってるん?ATでも良かったんちゃうん?」と心配の言葉をかけて頂いたことを当時の私にはそんな気遣いを理解出来ず、言葉を拒絶するように頑なに「好きなスタイルの車やねん。傍から見れば下手でもMTでも気に入った車に乗って悪くはないはず!」と思っていました。
AT車というハイテクな車に不安を感じる不器用さから結果的にMTを選んだ先にM-Coupeがあっただけなのです。車歴にもあるようにZ3-Coupe(AT)からZ3M-Coupe(MT)に乗り換えているのもそのせいです。 「BMWだから乗りたい」とか「Mの車だから乗りたい」があったのではなく「あのスタイルが好き。MT車が好き。綺麗な青」・・・ただそれだけなのです。だから、購入してから「Mってそんな大層な車なん?」って聞いて「そんなことも知らずに乗るか?!」と怒られたこともあります。だから、車好きといってもこの程度なのです(笑)
編集部:オフ会の人間関係も大変なんですね。でも一方で楽しい仲間とも出会えて、良いキッカケだったのかもしれませんね。さて、買い替えにあたっては、具体的な条件はありましたか??
HANAさん:車幅が1740~1750mm位までの車、M-Coupeより軽い車でライトウェイトな車。M-Coupeの下取り予想価格が約240万円前後だったので、車両本体はそれと同額程度、あとは若干オプションや必要経費を足せば買えるもの。年間維持費を抑えられるもの。MTの選択肢があること。カラーバリエーションに綺麗な青があること。車内が便利に使えて、カップホルダーが最初からついているのであればかなり嬉しい。という条件でした。
編集部:候補に挙がった車種は??
HANAさん:当時に出ていた新車で、ボルボ、ベンツ、アメリカ車以外であれば車幅1750mm位の車はすべて検討しました。そして中古車でも街で見かけた車は手当たり次第に(笑)
個人的に気になっていた車ではケータハム・スーパー7。学生時代に見て欲しいな~と思いながらチャンスがなかった車です。今なら買えるけど、「今以上に手間かかるし居住性かなり悪いからダメ。あれは全天候型。」というツッコミをもらい断念。
次にポルシェ968。中古の青のクーペに目が留まりました。きれいなボディラインに魅せられたのですが、「今よりさらに古いものを選んだら維持費高くなる!」とこれも横からストップが。
また、ホンダ・S2000も検討しましたが、昔、試乗させてもらおうと思った時に門前払いされたことがあり、何となく億劫でやめました。あとはマツダのNBロードスター(水色)やRX-8(青)、BMW MINI、Rover MINI、プジョー、アルファロメオ…日産マーチ、スズキスイフトetc…と種々雑多な車種が候補に挙がりましたが、納得できる適当な中古車もなくて断念。他にもいろいろ見たのですが車種名を思い出せるのはこの位です…。
そして、購入に至ったのは、車を探し出して突然デビューの話を耳にしたNCロードスター。マツダのサイトで入念に情報をチェックし、ロードスター仲間からも情報収集しました。ショップの店長には「今乗っているのよりも、はるかに楽に運転できるよ。あの車は運転が難しいから国産ならどれでも楽やで」と聞いて、ワクワクしました。?
編集部:最終的には信頼する店長さんの一言が決定打になったんでしょうか??
HANAさん:サイトを見て、車幅が1750mmと知った時点でほぼ即決でしたが、店長さんの一言も後押しになりました。RS車両本体価格が250万円で下取り価格とも一致! ただ一つ心配なのは、デビュー直後でかなりの納車待ち期間の可能性があるということ。そこで、とあるフェラーリーショップのオーナーさんから、付き合いのあるマツダディーラーに押しが効く人がいることを聞いたので、そちらから働きかけてもらうことになりました。「青RS/オーディオなし/納車8月25日」という発注。
ところが、納車期限の2週間前になってもディーラーから一切連絡が来ず、「間に合うのかなあ?」と心配になって問い合わせてもらったところ「担当者がお盆休みです」という返事。もう登録も間に合わないんじゃないか?と焦りました。何とか9月5日の自分の誕生日には間に合わせたかったんです。
その時、何気に立ち寄った別のディーラーで、マツダの流通ネットワーク上に「青RS/オーディオ付き」が浮遊していることがわかりました。そこで、カーショップの店長さんからフェラーリーショップへ話を入れてもらい、浮遊車を当初発注のマツダディーラーで登録納車の段取りしてもらい、9月4日に無事納車となりました。
そして、ここからはカーショップの店長さんの出番で、当初の納車日から遅れたことなどを理由に、無料サービスでフロントスポイラーとリアスポイラーをつけてもらい、他サービスとNCECの整備書1冊を頂きました。価格交渉やサービス品GETはすべて店長さんが手配をしてくれました。
編集部:最後の最後まで気を抜けないですね! でも頼れる店長さんがいてよかったですね。?

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