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・クルマ原体験 「ゴーカートのようなシビックの乗り心地に…」
・購入秘話 「母の入院がきっかけでマイカー購入に踏み切り…」 
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・カーライフ&オカネ事情 「運転技術の向上がもっかの目標」
・アドバイス 「オットよりも頼れるディーラー君をつくるべき?」
編集部: ファッションエディターで愛車はBMW。まさにラグジュアリーな都会の女性の象徴のような…
まみきちさん: いやー、実際そんなゴージャスな暮らしはしていませんよ…。
編集部: そんな"まみきちさん"のクルマ原体験とは?
まみきちさん: 実は、我が家は家訓?で、「車の運転が禁止」(by 祖母)だったので、生まれた時から自家用車というものがなかったんですね。
編集部: え?どうして禁止だったんですか?
まみきちさん: 祖父がその昔、まだ自家用車が珍しかった昭和初期に、イチ早くクルマを購入して乗り回していたみたいなんです。ところがある日、大きな事故を起こしてしまった。人身ではなかったので大事には至らなかったのですが、その事故をきっかけに運転禁止令が出てしまったんです…。
編集部: おばあちゃんに怒られてションボリしてるおじいちゃんの姿が目に浮かびますね…。ではクルマ原体験は大人になってから?
まみきちさん:
はい。一番影響を受けたのは、高校時代から付き合っていたボーイフレンド一家です。彼は高校卒業と同時にシビック(時代ですねー)を買ってもらい(浪人生だったくせに)、彼とは大学4年間付き合っていたので、5~6年シビックの助手席に乗っていました。
ただ、免許だけは持っていたので、たまに彼のシビックを運転させてもらったりしました。そのシビックの「アクセルを踏むとぐんぐん走る」ゴーカート的な感じ?が原体験です。大学のゼミの友人の乗っているトヨタ・プリメーラ(これまた懐かしい)なんかに乗せてもらうと「このフワウワの乗り心地は何??」と気持ち悪がってびっくりしていました。
編集部: 快適な乗り心地より、グイグイ走る感じが好きだったんですね。彼のご家族もクルマ好きだったとか。
まみきちさん:
はい。アウディ(彼のお姉さん用)、ジェミニ(彼の妹用)、ポルシェ、ジャガー(彼のお父さん用)・・・一通りそれらのクルマには乗せてもらいました。ジャガーに乗って、東京⇔神戸を往復旅行したこともあり、クルマの中が異常に広く、居心地がいいのでびっくりした覚えがあります。
クルマの事が全然わからない高校卒業時(1987)から、たまたまそういう彼氏と付き合っていたので、大学の新入生コンパのときに、「私クルマのこと全然わからないんだけど、知ってる車って・・・アウディ?ポルシェ?ジャガー?」と言って、地方出身の男の子に「それは全部高級外車だよ」と、「村さ来」で弱られた覚えがあります。バブルですね。
編集部: 「村さ来」で…
まみきちさん: そんな原体験から、「クルマは外車かホンダ(あの頃はホンダが元気でしたよね)」「何かこだわりをもって選ぶ」という思想が植えつけられたような気がします。
編集部: なるほど。自分が乗るならこのクルマ、というのはありましたか?
まみきちさん: その頃自分では、「四角っぽいクルマ」(レビンとかの流線型じゃなくて)が好きだったので、自分で乗るならジェミニに乗りたいなー(CMもお洒落だったし)、ボルボとか、サーブとか?と思っていました。編集部: そんな学生時代を経て、ファッション誌のエディターになった"まみきちさん"。当時の編集部の同僚にはクルマ好きな人が多かったとか?
まみきちさん: はい。ポルシェ、アルファロメオ、シトロエン・・・と、なぜかクルマ好きの女性が多く、クルマ通勤している人もいました。そんな同僚たちの影響や、『愛しのティーナ』(著者は元NAVI編集部員の松本葉さん)という本の影響もあって、「いつかは自分のクルマを」と思っていました。その本を読んでいた頃に、NAVI読者でフィアット乗りの現在の夫(超エンスー!)に出会い、結婚したんです。
編集部:
チンクエチェントを大切に乗っている松本さんの本ですね。そんな生活に憧れていた矢先、まさにそんな生活を共に送れそうな理想のダンナさんと出会ったわけですね。
ダンナさんのクルマを運転することはなかったんですか?
まみきちさん: 夫が所有していたのはフィアット・ティーポ。マニュアルの左ハンドルだったので、10年以上ペーパードライバーで運転に自信のない私には無理、と諦めていました。しかしながら仕事柄、ほとんど毎日タクシーに乗っていたので、港区、中央区、千代田区など都心の地理は大体分かっていました。「自分で自分の車を運転したい!」という気持ちがムクムクと持ち上がってきましたが、駐車場代・諸経費・自分の車運転能力モロモロ考えるとマイカーを持つのは無理かなーと思っていました。
編集部: 気持ちは高まっていたけど、なかなか踏み切れなかったんですね。
まみきちさん:
その通りです! ところがそんな時、2001年の冬に実家(千葉県)の母親が病気で倒れ、入院することになったんです。その時、年老いた父親が、母親の面会のために朝早く起きて、3つ先の駅に電車で行って、1時間に4本のバスを待ち、バスに30分乗って毎朝見舞いに行く姿を見たら…
だって、実家から病院まで、車の直線距離なら20分なんです。父親は車ナシ生活に慣れているので平気のようでしたが、厳冬の中、息を白くしてバスを待つ父を、見ていられませんでした。私が車生活に慣れてしまっているだけに、余計そう感じたのかもしれません。
看護生活中、東京から実家に帰るときは夫の車に乗せてもらっていましたが、夫の車には彼の趣味の荷物がたくさん載っており、夫・父・私を乗せるにはいつも荷物の積み下ろしが一苦労。夫にも負担をかけさせてしまいました。
そこで、「やっぱり自分で車を運転しないとダメだ!」と決意し、中古の車を安く買うことにしました。
編集部: そんな背景があって一大決心をされたんですね。ご両親を思う優しさに思わず涙が…。
編集部: 中古の外車を購入するにあたり、何か条件はありましたか?
まみきちさん:
そんなに資金が潤沢だったわけではないので、100万を頭金で、後はローンで、と200万くらいの予算で決めました。あと、両親を乗せたかったので、5ドアにしたいと思っていました。そしてもちろんATで。
こだわったのは色で、絶対に紺じゃなきゃイヤ!BMWのアルピナみたいな明るい青じゃなくて!!と思っていました。それくらいです。
編集部: 条件を決めてからは、どんな行動を取りましたか?
まみきちさん:
知り合いのカーディーラーを訪れました。高校時代からの仲の良い男子の友人から、「銀行を辞めて外車ディーラーやってるヤツがいる」と何度か聞いていたんです。その彼の店も、母の入院先の近くだったので、早速夫と二人で訪れました。
クルマを買うと決めてから、2週間くらいで行ったと思います。夫はエンスーなので、カーディーラーの担当者とも最初から友人感覚で話ができ、「予算は200万くらい。中古でATの外車」というところから入りました。
情報収集はほとんどせず、エンスー夫とプロ・ディーラー君の意見に従っていれば間違いなかろ、と最初っからお気楽にしていました。。ということで、情報収集もあまりしませんでした。
編集部: 条件に合った、かつ厳選されたおすすめのクルマの中から、好きなのを選べばいいですもんね!理想のクルマ選び環境ですね。
まみきちさん:
はい。当初は「人の乗っていない車を」などといって「フォードのフォーカス」とか、夫とディーラー君に勧められたりしたのですが、なんだかマイナー感がダメ。。。(ごめんなさい)。MINIにも憧れがありましたが、うーん・・・という感じで。
実は、たまたまBMWジャパンに勤めている、高校で同じ部活だった男子がいるんです。社会人になってからも、みんなで年に一回位は会っていたのですが、会うたびに変わっていく彼のクルマを見て、「やっぱりBMWってステキ♪」と思っていました。彼からも、さりげなく「BMに乗る女子はいいよねぇ」なんてセールストークされたりして(笑)
結局選択したのは、人の乗っていないクルマではなく、「都会的で」「お洒落なイメージのある」「質実剛健ドイツ車」「デザインに大好きな四角感(?)のある」BMWでした。
編集部: そのクルマに乗っている自分をイメージして、「いいな!」と思えるかどうかって重要ですよね。こだわっていた色は希望どおりの「紺」が見つかったんですか?
まみきちさん: はい。「紺のビーエム」というのが、どーにも滅法好きで、とにかく紺にこだわって中古を探してもらいましたから。そこのところで、ディーラー君に一番面倒をかけたかもしれません。その頃には、もうディーラー君とは友人になっていました。なので、言いたいことはガンガン言って、向こうもハッキリ言ってくれるし(まあ、高校の同級生みたいなものなので)とても買い物しやすかったです。
編集部: 色の他にこだわったことは?
まみきちさん:
冬に友人のメルセデスに乗せてもらったときにシートヒーターの心地よさに感動したことがあって、 「自分でクルマを買うなら、絶対にぜーったいにシートヒーターをつけよう!!」と決意していました。
寒い日に、腰から温まっていくあの快適な感じ…天国ですよね♪♪ ディーラー君からは「シートヒーターが付かないならあるんだけどなー、いいのがー」とか言われましたが、女子にとって冷えは厳禁(特に腰まわり!)。シートヒーター付きのクルマを選んで本当によかったです。もちろん今のクルマにも付いています。これまた無理言って探してもらいました。
編集部: 一度知ってしまうと手放せない心地よさですね。クルマを買うために何かガマンしたことはありますか?
まみきちさん: それは特にないのですが、まあ、自分で借りた駐車場代や、ペーパードライバー講習代は痛かったですね…。

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・クルマ原体験 「ゴーカートのようなシビックの乗り心地に…」
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