CarTime > ぶっちゃけクルマ購入秘話 > フォルクスワーゲン・ゴルフGTIを購入した"ねーさん"の場合 [後編]

ぶっちゃけクルマ購入秘話 決断するまでの紆余曲折、心の葛藤、オカネ事情…

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カーライフ&オカネ事情

編集部: 運命的に出会ったゴルフGTIと

の今のカーライフについて、本音を聞かせてください。100%満足していますか?

ねーさん: 買い替えを決めて購入に至るまでわずか1週間という即決コースでしたが、失敗のない買い物ができたと思いますよ。

編集部: ではゴルフGTIのお気に入りポイントと不満ポイントは?

ねーさん: 非常に気に入っています。が、そのせいで他の車にまったく興味がなくなってしまった…。好きなところは、腰痛なので標準装備のレカロシートが一番ありがたかったですね。それとターボ車なのにマニュアルのせいか意外と燃費が良く、平均11~12km/lは走ってくれます。
br> 不満な点は、輸入車なので仕方ありませんがメンテナンスにことごとくお金がかかるところ。オイルフィルターひとつとってみても国産車と比較すると驚くほど高い。バッテリーに至っては,ホームセンターで買える国産車用の廉価バッテリーと比較するとなんと10倍の値段!ぎゃぼー!!
br> ※レカロシート:クルマのシートの最高峰ブランド。「疲れにくい」「長時間座っても腰やお尻が痛くならない」と愛好者多数。

編集部: お金はかかるけど気が利く子ですね。そんなゴルフGTIをどんな人におすすめしたいですか?

ねーさん: この車の為にがんばって仕事しようとか、乗ることで自分自身が向上できそうとか、そんな風に人生のモチベーションを上げながらクルマと付き合っていける人にはおすすめできます。もっと大袈裟に言うと「このクルマが私です」と自己紹介できるほど、愛着を持ってクルマに接することのできる人。

編集部: 逆にこんな人にはおすすめできない、というのは?

ねーさん: クルマにはお金や手間をかけたくないという人。このクルマを維持する為には、お金や手間はそれなりにかかります。
br> それと、「ゴルフに乗っている女性ドライバー」というと、一般的にあまりイメージがよろしくないようです。(ゴルフに乗ってる女はベビーカーを言い訳に身障者用スペースに堂々と停めるとか、対向車が来てるのに強引に右折しようとするのはきまってゴルフ女、と嫌味を言われた経験アリ)もちろん極端な偏見にすぎないとは思うのですが、できればその先入観どおりの人にはあまり乗って頂きたくないな、と。

編集部: へぇ、そうなんですか。いろんな説があるんですね・・・。ところでお買い得品だったという中古のゴルフGTI、気になる実際のお値段?

ねーさん: 車両本体・登録諸費用込みで120万円強だったと思います。車両本体価格は108万円のはずでしたから、いくらか値引きが含まれていたものと思われます。そしてそこから下取車代金-40万円でした。

編集部: 安いですね!では現在のカーライフの維持費は?

ねーさん: 駐車場代はナシ。自動車保険は年間で53,000円(車両保険込みで)。ガソリン代は月1万円ぐらいです。あと細かいところでは、オイル交換は年に2~3回やっており、1回につき平均8,000円ほどかかっています。冬は雪が降るのでスタッドレスタイヤが必要。それらの用品代が年に3~4万円はかかっていると思います。

これから車を買う人へのアドバイス

編集部: では最後に、これからクルマを買う人たちへのアドバイスをお願いします。

ねーさん: 今はWEBカタログなど便利なものも揃っていますが、できれば本カタログを貰いに行くところから、ディーラーとのお付き合いを始めてください。洋服や電気製品と違い、クルマは買ったらそれっきりというわけにはいきません。ディーラーの担当セールスとのお付き合いは、会社の営業対取引先の付き合いと何ら変わらないのです。

いいセールスとの出会いから、いいクルマに出会える可能性が開けることも多いもの。知識が豊富でユーザー思いの営業さんに当たれば、まず確実に満足の行く購入につながりますから、面倒でも色々なお店に出かけて多くのセールスさんとコミュニケーションされることをお薦めします。

編集部: 確かに、長い付き合いになりますもんね。ちなみにねーさんは自動車保険も慎重に選んでいるようですが、何かアドバイスはありますか?

ねーさん: 任意保険は、保険料などの条件だけで選んでしまうとあとで不満が残ります。アジャスター(事故担当者)の質や、事故時の電話対応の素早さや利便性など、ユーザーのクチコミをはじめとするソーシャル・レーティングに頼らなければ得られない情報が沢山ありますから、是非周りの人に訊いたりネットで一般ユーザーの声を拾ったりしながらじっくり比較検討して選ぶことをお薦めします。

生命保険や医療保険以上に、自動車保険は日常の中で確実に利用する可能性があるものですから慎重に選択を!

編集部: 自動車保険って同じものだと思っていても実は対応力には各社で差があるようですからね。では中古車を買おうと思っている人へのアドバイスは?

ねーさん: ほしい車が必ず新車で買えるとは限りませんよね。街で見かけて一目惚れし「これに乗る!」と心に決めたはいいものの、調べてみたらその車はすでに絶版車…という経験をした人も多いのではないでしょうか。

そんな事情やその他の事情で中古車の購入を考えている人は、「ボディカラーの選択の自由」は実質的に捨てなければならないと思ってください。女性は特にボディカラーでクルマを選ぶ傾向が強いですが、中古車はあくまで「いまそこにあるクルマ」を買う行為です。

先に色を指定してしまうと、中古車の程度や年式などの選択肢が減ってしまうことになります。これだ!と思うクルマがなかなか見つからないとか、結局程度に価格の見合わないクルマを選ばざるを得なくなった、ということにもなりますので、中古車を買う人は、基本的にボディカラーは不問を前提にクルマ探しを行ってください。

勿論、希望通りの色で程度が良くてお買い得な中古車が見つかればそれにこしたことはありませんし、「希望通りの色と程度のクルマが見つかるまで何年でも待つ!出てこなければあきらめる!」という余裕のある人ならば、強制はしませんが…。

編集部: ほしい色がなかったときのショックって大きいですからね。最初からそういうものだと思っておけば、妥協もしやすくなりますね。

ねーさん: あともう一つ。女性ユーザーが陥りやすい傾向ですが、ひとつの車種にこだわりすぎると結果的にあまりお得な買い物ができない場合が多いです。もちろんそれでも構わないというのなら良いのですが、クルマは百万円単位の高いお買い物ですから、良い条件で購入できるにこしたことはありません。

可能であればいくつか比較検討する車種を挙げ、どれを選べば得か?(お金の問題だけではなく、好みや使用条件との合致など様々な「お得」があります)と、ご家族やディーラーのセールスさんと一緒にシミュレーションしながら、冷静に選んだほうが良いでしょう。

ただし、かといってあまりがめつい態度をとると、相手はセールスさんといえども心証を害しかねませんので匙加減は重要ですが…。

編集部: わかりました! 経験に基づいた豊富なアドバイスをありがとうございました。理想の中古車と運命的な出会いを果たしたねーさん。きっと普段の行いがよかったんでしょうね。「無欲の勝利」という言葉を心に留めておきたいと思います。