先日CarTimeでも実施した「オートカラーアウォード」。今回は、財団法人日本ファッション協会が主催する本家の「オートカラーアウォード2009」の結果レポートです。結果はCarTimeの女性読者が選んだ結果と全く異なるものに。そのギャップとともにお楽しみください!!
「オートカラーアウォード」とは、優れた色彩の自動車デザインを顕彰する制度で1998年から始まり、今年で11回目。豊かな生活文化創造のために、自動車の優れたカラーデザインがどのように生まれてきたか、その仕事を社会に発信する賞です。
メーカーがエントリーしたクルマの中から、以下の賞が選ばれます。
グランプリ:
・今後の自動車市場、デザイン界への影響力あるカラーデザインである
・新たなカラーデザインへの開拓精神に富んでいる
・エクステリア、インテリアともに優れたカラーデザインである
ファッションカラー賞:
・時代の価値観やライフスタイルを先鋭に表現したカラーデザインである
・自動車の性格が明快に表現されているカラーデザインである
・消費者のライフスタイルへの影響力があるカラーデザインである
オートカラーデザイナーズセレクション:
自動車メーカーのデザイナー陣によって選ばれる賞(4 部門)
エクステリア部門/インテリア部門/企画部門/技術部門
文化女子大学セレクション:
二次審査の会場を提供する文化女子大学の代表者たちがそれぞれの視点で評価し、討議の上、1カラーを選出。・光を受けて水晶のように輝くメタリックが、パジェロのたくましい形状を浮かび上がらせます。
「オートカラーアウォード2009」にエントリーした車種一覧です(エントリーはメーカーからの公募制)。「オートカラーアウォード2009@CarTime」ではこの32車種の中から投票を受け付けました。
1.スズキ・スプラッシュ
[外装色]ラグーンターコイズ メタリック2
[内装色]ダークグレー&ターコイズ
2.スズキ・ワゴンR
[外装色]ブリーズブルー メタリック
[内装色]ライトグレイ&ダークブルー
3.スズキ・ワゴンRスティングレー
[外装色]ルナグレイパール メタリック
[内装色]ブラック
4.ダイハツ・タント
[外装色]ファインブルー マイカ メタリック
[内装色]ブラウン&カームベージュ
5.ダイハツ・タント カスタム
[外装色]ミスティックブルー マイカ アロワナ
[内装色]ブラック&ミドルグレー
6.ダイハツ・ムーヴ コンテ
[外装色]ミストブルー マイカメタリック
[内装色]ベリーレッド×ウォームグレー
7.トヨタ・iQ
[外装色]ディープアメジスト マイカメタリック
[内装色]プラム
8.トヨタ・クラウン ハイブリッド
[外装色]ライトブルー マイカメタリック
[内装色]ダークブラウン
9.トヨタ・パッソ プチトマ コレクション
[外装色]シャイニングレッド
[内装色]ダークグレー×グレージュ
10.トヨタ・レクサスIS
[外装色]ブロンドマイカメタリック
[内装色]オーキッドブラウン×エクリュ
11.トヨタ・ヴェルファイア
[外装色]ボルドーマイカメタリック
[内装色]シェル
12.日産・ティアナ
[外装色]ディープアメジストグレー(パールメタリック)
[内装色]シルキーエクリュ
13.日産・ノート
[外装色]ブルーターコイズ(チタンパールメタリック)
[内装色]サンドベージュ
14.日産・フーガ
[外装色]クリスタルホワイト(3コートパール)
[内装色]ブラウン
15.日産・マーチ
[外装色]シャンパーニュゴールド(メタリック)
[内装色]いやしインテリア(エクリュ)
16.日産・ムラーノ
[外装色]グレイッシュブロンズ(メタリック)
[内装色]ベージュ
17.スバル・エクシーガ
[外装色]サファイアブルーパール
[内装色]ブラック
18.スバル・フォレスター
[外装色]カメリアレッドパール(プラチナインテリア)
19.ホンダ・インスパイア
[外装色]ポリッシュドメタルメタリック
[内装色]ビターブラック(ブラック×ダークブラウン)
20.ホンダ・FCX クラリティ
[外装色]スターガーネットメタリック
[内装色]ウォームグレー
21.ホンダ・オデッセイ
[外装色]プレミアム ミスティック ナイト パール
[内装色]ロイヤルインディゴ&ブラック
22.ホンダ・フリード
[外装色]プレミアムナイトブルー パール
[内装色]ブラック
23.マツダ・アテンザ
[外装色]ライラックシルバーメタリック
[内装色]カームホワイト
24.三菱・i
[外装色]ラズベリーレッドパール
[内装色]ブラックインテリア
25.三菱・ekワゴン
[外装色]ミントグリーンソリッド
[内装色]ベージュインテリア
26.三菱・ekワゴン
[外装色]サンフラワーイエローソリッド
[内装色]ベージュインテリア
27.三菱・パジェロ
[外装色]クォーツブラウンメタリック
[内装色]ベージュ
28.ホンダ・ライフ
[外装色]ピンクゴールド・メタリック
[内装色]ベージュ×ショコラブラウン
29.ホンダ・ライフ
[外装色]スマッシュイエロー
[内装色]ベージュ×ブルー
30.日産・キューブ
[外装色]クラフトダンボール(メタリック)
[内装色]ラウンジブラウン
31.日産・フェアレディZ
[外装色]プレミアム ルマンブルー(3コートパール)
[内装色]グレー
32.スズキ・ラパン
[外装色]アロマティックアクアメタリック
[内装色]アイボリー
それでは受賞結果を発表します!
グランプリ・エクステリア部門賞・技術部門賞(3冠!)
ホンダ・FCXクラリティ


[外装色]スターガーネットメタリック
[内装色]ウォームグレー
世界初となる新規開発の顔料を使用し、従来にない塗装の深みと深紅のハイライトを両立、次世代の上質感を表現。
審査員コメント:
グリーンやブルーなど、自然界の色が中心だったエコ時代において、ナチュラルではないガーネット(宝石)の色が高い技術とともに表現されていた。今後ファッションや工業製品の世界で、エコカラーの領域を広げることにもつながるだろう。
CarTimeコメント:
圧倒的な存在感。青空の下、ズラリと並ぶ実車の中で、ひときわ目立つクルマがこれでした。ハイブリッド車特有の近未来な雰囲気の中に、これまでにないエレガントさも兼ね備え、うっとりするほどの美しさ。なんとなく、ニコール・キッドマンに乗ってほしい感じ。

初のグランプリ、しかも3冠。歴史的快挙に喜ぶホンダさん。

この角度から見るラインと陰影がたまりません。
ファッションカラー賞・インテリア部門賞(2冠!)
日産・キューブ


[外装色]クラフトダンボール(メタリック)
[内装色]ラウンジブラウン
クルマにとって新鮮な天然中間色「素色(すいろ)」をテーマに、高い質感とより自然な親近感を効果的に表現。モチーフは身近な「ダンボール」とユニーク。洗練さとリラックス感のあるインテリアも印象的。
審査員コメント:
日産らしいユニークな着眼点。ダンボールから新キューブの世界観がよく表れていた。ブラウン系のトレンドも踏まえて選出。
CarTimeコメント:
「素色」という発想からダンボールを引いてくるとは・・・!さすが日産車、色の発想が楽しいですね。前モデルからデザインも一新され、ダンボールの色がいい感じに中性っぽさを醸し出していました。実車、かなり可愛かったです。

キューブは外装・内装ともに、よりスタイリッシュに!
企画部門「オン・ジ・エッジ賞」
トヨタ・iQ


[外装色]ディープアメジストマイカメタリック
[内装色]プラム
常識を覆す「クラスレスコンパクト」な車にふさわしく、何度の高いパープルに挑戦。先端技術によりアメジストのオーガニックな美しさを最大限に表現。
審査員コメント:
クラスレスなプレミア感やアーティスティックな表現を評価。カラーデザイナーが開発段階から参画し、仕事の領域を拡大した点にも注目。モノづくりのマインドそのものにエッジが効いているということで、「オン・ジ・エッジ賞」と名づけた。
CarTimeコメント:
小さいながらも想像以上の存在感!老若男女問わず、おしゃれに乗りこなせそうな、シックでノーブルな印象を受けました。可愛いというより、かっこいいに近いかも。

コートや眼鏡もクルマとコーディネートされてます。
審査委員特別賞
スズキ・スプラッシュ


[外装色]ラグーンターコイズメタリック2
[内装色]ダークグレー&ターコイズ
欧州発ジャパニーズデザインをキーにした、20~40代女性をメインターゲットとする世界戦略車。外装・内装ともにターコイズを使用、フレッシュでみずみずしい、躍動感ある仕上がり。
審査員コメント:
スプラッシュの名に恥じない「抜けたブルー」。彩度の高い爽やかで明快なカラーとボディが調和している。ヨーロピアンでスタイリッシュ、インテリアの思い切ったコントラスト配色が評価できる。
CarTimeコメント:
編集部が一次審査から目をつけていた「プレゼン王子」ことスズキ・赤池さんのスプラッシュが見事受賞!DJ風の大声トークに加え、実車に水をぶっかけ「スプラッシュ」を印象づけるなど、誰にも真似できない独自プレゼンで皆に元気をくれました。

プレゼン王子の雄姿。衣装にも気合。

[左]特製ガムを配布するという、さすがのプレゼンテク。 [右]「ヤッター!!」後ろで審査委員長大ウケ。
文化女子大学セレクション賞
日産自動車・ムラーノ


[外装色]グレイッシュブロンズ(メタリック)
[内装色]ベージュ
ベネチア・ムラーノ島の名産「ムラーノガラス」からインスピレーションを受け、躍動感・存在感・彫刻的な表情を持つボディスタイル。インテリアは落ち着きのあるベージュで大人っぽく。
審査員コメント:
自分たちがいつか乗ってみたい、憧れのデザイン。特に内装に高級感があり、ソファの座り心地が素晴らしかった。私たち自身(文化女子大生)、自分でモノを作るアクティブな女性としてこのクルマに乗ってみたい、と選びました。
CarTimeコメント:
昨年受賞のレクサスは「これで私を迎えに来てほしい・・・」との発言で会場を笑いに包んでいましたが、今年は「自分がこれに乗りたい」とキタ。女子大生もどんどん強く、たくましくなっている様子・・・。受賞コメントが「生きててよかったー!」だったのも印象的。

[上]女子大生に「一番スキ!」と言われ、喜びが隠せない! [下]文化女子大生の皆さん。「圧倒的多数で迷いなくムラーノに決まりました!」

快晴の空の下、ズラリと並ぶエントリー車。今年は無彩色が少ないという特徴が。

極寒の自動車業界…ですが、たくさんの報道陣が駆けつけ、フラッシュの嵐。

メーカーの枠を越え、交流できる貴重な懇親会も。女性のカラーデザイナーさんの姿も目立ちました。(左:ホンダ・秋山さん、右:トヨタ・小西さん)









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