クルマのカラーデザインに着目した顕彰制度「オートカラーアウォード」をご存知ですか? 色に賭けるアツい思いに触れて感動! 知られざる匠の技術に驚き! 最終審査会場の潜入レポートをお届けします。
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日産・マーチ
[外装色]サクラ(PM) [内装色] カカオ
元気を与えてくれ、やさしく心を和ませるサクラの色。女性からの要望の多いピンクを採用し、甘くなりすぎないように、内装にカカオ色を使用。
審査員評価:
・ロングライフデザインでありながら、カラーで常に新しいニュースをもたらしてきたマーチ。今回の「サクラ」という色だけでなく、これまでマーチが行ってきたデザインの進め方、戦略性は、今後の他業界にも影響力をもてるものであり、グランプリに相応しい
・プリティ、キッチュといった甘ったるいムードになりがちなピンク色相をナチュラルに表現して好感を持てる。外装色のサクラと内装色のカカオのマッチングが美しく、レベルが高い仕上がり。
CarTimeコメント:
・「満開のサクラをひと目みただけで幸せになれる・・・そんなイメージを色で表現」というコンセプトがマーチにピッタリ。乗る人のワクワク感やドライブを楽しむ風景が目に浮かぶようでした。色でここまでの世界観を出せるってスゴイ!
・ピンク色のクルマはたくさんあるけど、このピンクはありませんでした。古都を走っても似合いそう。

マツダ・デミオ
[外装色]スピリティッドグリーンメタリック
既存の考えにとらわれない色を開発。今までにないインパクト、スポーティさ、デミオのメリハリのあるボディに映える、という点から考えた新しいグリーン。
審査員評価:
迷いのない瑞々しいグリーンの打ち出しが素晴らしい。メッセージ性が強く分かりやすい。 難しいグリーンを高いレベルで上手くまとめている。メインカラーとして訴求させたその行動力に拍手。
CarTimeコメント:
・以前からCarTimeも注目していましたが、ビビッドなグリーンが印象的なデミオ。「新生デミオの新芽のような若々しさ」が表現されているとのこと。まさにそのイメージどおりグングン成長していきそう!
・色で人を惹きつけるなら、これぐらい思い切らないと!スカっとしました。

レクサス・LS600h
[外装色]ブラックオパールマイカ [内装色]ブラック& メローホワイト
漆黒の奥行きある世界に、紫のリフレクションが鮮明に浮かび上がり、圧倒的な存在感を創出。
審査員評価:
黒のゴージャスな個性表現、さすがの質感と完成度。深み感のあるブルーブラックは高級感を感じた。ブラックの設定が別にありながらなお、トップセラーは素晴らしい。(「マチュアカラー賞」は、大人の価値観、成熟化の時代に相応しいものとして名付けられました)
CarTimeコメント:
・女子大生の支持を最も集めたのがこれでした。表彰式での「このクルマで私を迎えに来てほしい・・・」というコメントに、場内からは思わず笑いが。彼女たちいわく「外は渋くて中は上質な空間。洋服もモノトーンが好きだし、自分も運転してみたい。」女子大生とレクサスって意外な気もしますが、「女子=カワイイのが好き」という固定観念を見事に破ってくれました。
・「この色の車に乗る人は細かなところに気がつくイヤミのない紳士だと思います」と、若いのに男性観がしっかりしている女子大生たち・・・。きっと間違いのない結婚をすることでしょう。

ホンダ・シビック TYPE R
[外装色]チャンピオンシップホワイト [内装色]ブラック/TYPE R レッド
1964年のF1出場以来、HONDA のレーシングスピリットを象徴するホワイト。力強い走りの世界観、五感を刺激し、心が高揚する瞬間をイメージした。
審査員評価:
「オーセンティック(真正)」へのオマージュがかえってコンテンポラリーに感じられた。スポーツホワイトの中でホンダとしてのこだわりが表現されている。ヘリテイジ(遺産、財産となっている) カラーの継続的な設定に好感。(HONDA がF1 に挑戦した時に使用した、日の丸の色であるアイボリーホワイトの車体色とマークの赤を伝承しているTYPE R。その気持ちをずっと伝えてきていることから「スターティングスピリット賞」と名付けられました)
CarTimeコメント:
・実はこの「白」、会場でとても目立っていました。どこかノスタルジックなのに不思議と新鮮、やさしいアイボリーなのに力強い走りを見せる・・・そんなギャップも魅力的。ジェンソン・バトン(F1・ホンダ所属のレーサー)も実際にテストドライブで絶賛していたそう。
・このクルマにしか許されない「白」という気高さが素敵でした。

日産・GT-R
[外装色]アルティメイトメタルシルバー
削りだしの金属のような研ぎ澄まされた質感を、職人による下地研ぎと手磨きによって、高品位に仕上げた。
審査員評価:
硬質な金属の個性がストレートに出ていて美しい。車のフィロソフィー通りの色。リキッドシルバーの最先端。高級スポーツカーに相応しいシルバー。
CarTimeコメント:
・プレゼンでの「職人によるプレミアム磨き」という言葉に惹かれた編集部。確認すると、ネイルの仕上げ磨きのような、手作業での磨き作業を施しているとのこと。そりゃ高いわ!そりゃプレミアムだわ!
・その職人になりたいです。どうやったらなれますか?
色から感じるクルマの世界:
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