CarTime > カータイムレポ > 女3人・クルマ雑談会 キャリア女性編 [3]

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ふつうの女性の率直な声をお届けしたい。ということで、渋谷の片隅でひっそり開催された「女3人・クルマ雑談会」。今回のテーマは「国産車」。いまだに「外車に比べておしゃれ度が・・・」と思われがちですが、デザインと性能を両立させた優秀なクルマも増えてきています。

―まず始めに、皆さんは国産、外車って意識していますか?

Mika:私は最初に免許を取って初めて乗ったクルマが家のクラウン。不慣れだったこともあるけど、すごい怖くてすぐに乗るのをやめちゃった。その後しばらくしてからBMWに乗るようになって。ブレーキングとか一体感のある運転ができて感動したなあ。音がうるさかったけど、“一緒に動いてくれてる感じ”がいいなと。

それから再び国産車に乗るようになって、ブレーキをちょっと踏んだらすぐ止まる。それは当たり前なんだけど、なんか“おりこうさん”な感じがして、あまりワクワクしなかった。私はBMWの一体感の方が好きだったんだなあ・

・・と。そう気づいて以来意識していて、クルマにも興味を持つようになりました。

Maki:私はまさに今、“国産車問題”を抱えてます。というのも、会社を辞めて実家が経営する会社を継ぐことになっているんだけど、社用車を何にするかで悩んでいて。父親からは「外車はありえない!得意先に乗っていったら嫌味だから、国産にしておけ」と。やっぱりそういうイメージってあるんですね。高級感はあるけど嫌味がなくて、自分も好きと思えるクルマ・・・これ、結構難問です。

―普段から興味をもって見ていないと、なかなかコレ!というものは出てこないですよね。特にMakiさんはプライベートでも外車(アウディ)に乗っておられるし・・・。ちなみに、もし車を買う場合、「このメーカーはチェックするだろうな、きっとディーラーに見にいくだろうな」というところはどこですか?

Maki:私は、スバル、マツダ、日産かな。

Tomo:私も日産は面白いクルマがありそうだから行くと思う。

Mika:トヨタ・日産はデザインよりも性能がいいという印象がある。安心感があるという意味で、その2つには行くと思うな。ホンダ・マツダは若者向けなのかな・・・というイメージ。実はどういう特徴があるか、あんまり知らないんだけど。

―なかなか各社の色が見えにくいのかな。

Maki:ライフスタイルが浮かんでこない。外車だと「MINIに乗ってる人」「プジョーに乗ってる人」という感じでイメージがわくでしょ。こういう生活をしててこういう街に住んでいて・・・と。でも、国産は主張がなくてイメージが出てこない。国産では唯一マツダが若干スタイルの主張があるけど、他メーカーは誰が乗っていてもいいように思えちゃう。なんかピンと来ないというか・・・。

クルマって高いものだから、自分のスタイルを表現したい。それにクルマで自分の考え・好みを伝えたい。「あの子はMINIが好きな子なんだね」はいいけど「あの子はミニバンに乗ってる」じゃわからない。ワクワク感・スタイルが出てこない。あれだけ車種が出てるのにストーリー性がないのって、もったいないし残念。もちろん車種だけでなく会社そのものにストーリー性があることも大事だと思う。

Tomo:そういう意味では、日産のストーリーって特によくわからない。斬新なプロモーションや戦略で頑張ってる印象があるけど、急にこれまでと路線の異なるタイプを出してきたり、全てにおいて一貫性がなくて、「鶴の一声でそうなったのかな」なんて深読みしちゃう。会社のイメージを作ろうとしてる感じが見え透いてて、今のこの瞬間を信じていいのかわからなくなる感じ。

―みなさん、手厳しいですね!!

Maki:とは言いつつ、外車に乗ってるとメンテナンスの面で国産は安心だし、ディーラーも多くていいなあ、と思う。

Mika:父親年代は「国産の方が楽だし安心でいい」って言いますよね。ちなみに私、レクサスに行ったんですよ。さすがに高級感ありました!でも正直レクサス=おじさん・・ってイメージは拭えなかった。案内してくれる人がやたら丁寧で、そういうとこ私、恥ずかしいんですよ・・。私なんかにそんな・・っていう気恥ずかしさが・・。

Maki:値踏みされてる感じがあるよね。

(一同爆笑)

Mika:あんまり気軽に話しかけられてもイヤだけど、ちょっと恥ずかしかったです。

―最近、女性誌にもクルマの広告が入ってますよね。あれって見ます?

Tomo:見ない。(断言)

Mika:CMもクルマが颯爽と乗ってる風景とかばっかりで、全然イメージがわかない。身近なシーンがステキに見れればいいなと思うけど・・・。

―過去に見たクルマのCMや宣伝で、ぐっときたものは?

三人:・・・。

Mika:CMキャラクターがいまいちカッコよくない・・・。

Maki:日本人の女優には主張するカッコよさある人がいないのかも。だからピンとこないのかなあ。最近ミスユニバースに選ばれた森理世さんとか、賛否両論あるけど、主張というか独特のスタイルがあるじゃない。車種によっては、ああいう人が出てくればハっとさせられるんじゃないかな。

Tomo:かっこいい女性スポーツ選手とかもいいですよね。サーファーとか。

Maki:そうそう。女の人は同性に厳しいからねえ。

―外国の女優とかはどうですか? アメリカでは日産ティーダのCMに「Sex And The City」のサマンサ役、キム・キャトラルが役柄そのままのキャラで出ていたりするんですけど。

三人:そういうの、すごくいいと思う!

Tomo:あとは、女性狙いだったらむしろ、男性タレントが“こんなのに乗ってる子が好き”というほうが効果的かも。昔親戚が「キムタクがCMに出てたから」という理由で、そのクルマに乗ってて。本当にそういう人っているから。

Maki:広告媒体で興味喚起するマス戦略か、街なかでクルマに一目ぼれさせるピンポイント戦略か。今、どちらも失敗してると思う。国産メーカーにはもっと頑張ってほしいな!

時々「CarTimeは外車ビイキですか?」なんて聞かれるのですが、決してそんなことはありません。ただ、「その車種、ブランドにどんなストーリーがあるか」に注目するようにしています。国産車でも外車でもカラーを打ち出しているクルマは個性があって面白いですからね。今回の座談会でも同じような発言があったので、やはり女性にとって、大事な視点なんだなという印象を新たにしました。

そして、宣伝に関して。以前CarTime読者アンケートにもあったように、女性にとってディーラーの敷居が高いぶん、CMや広告、試乗イベントなどで印象づけない限り、なかなか特定のクルマが女性の心に響くということはないようです。確かにフツウの女の子は普段お茶のみながら「今度マイチェンする○○みた?カッコイイよね!」なんて話しませんものね・・・。

女性ユーザー開拓を目指すメーカーさんに、CarTimeも微力ながら女性ドライバーの本音をお伝えできればと思っています。

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