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今、高速道路の食事情がアツいらしい・・・。なんでもSA・PA対抗でシェフが腕を競い合う「新メニューコンテスト」というイベントまで開かれているらしく、その頂点を決める決勝大会に、何の間違いか、我々CarTime編集部が審査員として招かれることに!

高速道路でのドライブ時に何気なく利用するサービスエリア・パーキングエリア。トイレに立ち寄ったり、休憩したり、買い忘れたお土産を物色したり。それだけの場所と思う方もいるかもしれません。

が、しかし、そのSA・PAで今、グルメ合戦が繰り広げられているというではありませんか。それもアメリカンドッグやイカ焼きとかいうレベルの話ではありません。地元産の野菜・山菜・肉・魚などの新鮮素材とシェフの技の華麗なる融合が繰り広げられているという。ジャンルも会席料理やフレンチフュージョン、イタリアンと中華のフュージョンまで・・・。フュージョンの嵐。非常にハイレベルな戦いになっているらしいのです。

そして なんと、SA・PA対抗でシェフが腕を競い合う「新メニューコンテスト」というイベントまで開かれているらしく、その頂点を決める決勝大会に、何の間違いか、我々CarTime編集部が審査員として招かれることに!

「食べることなら任しとけ!」と二つ返事でOK。心のスイッチをミスター味っ子モードに切り替え、究極の「道グルメ」を求めて行ってきました。今回はそのコンテスト潜入レポートをお届けします。

コンテストを主催するのはSA・PAを運営するNEXCO(ネクスコ)東日本。民営化によって分割され名称が変わりましたが、以前は「道路公団」という名でお馴染みでした。公団というと堅いイメージがありますが、スタッフの方々はこんな感じです。→

サービス精神旺盛なスタッフの皆さんがテキパキと仕切る中、3月7日、コンテスト決勝大会は幕を開けました。地域色をテーマに、各SA・PAを代表するシェフたちが創作メニューを競い合います。会場である東京調理師専門学校(@新宿)に入ると、「おはようございます!」という張りのある声。そこには輝くオーラを放つ紳士の姿が。

あ、陳さん!

中華の鉄人でお馴染み、赤坂にある四川飯店のオーナーシェフである陳建一さんは、今回の大会の審査委員長です。ゴルフが大好きで東日本エリアの高速道路はよく利用するのだとか。

「料理の鉄人、見てました!」「今日はエビチリの作り方を教わりに!」と声をかけるタイミングは掴めず、いよいよ調理開始。

私たち審査員も調理風景の見学をさせてもらうことに。

今回の決勝大会の前に、東日本エリア50箇所のSA・PAによる地区予選が行われていました。その激戦を勝ち抜いてきた10名の料理人たちがここに結集しています。

コンテスト出品メニューの条件は、「地域色を出すこと(食材・料理・ネーミング・盛り付けなどに)」「価格は1500円以内(税込)」、そして「独創性」があること。どこにでもあるメニューではいけない。「あれが食べたいから、あのSA・PAに行こう」。そう思ってもらえるものを創らないといけません。

そんなシェフたちの苦労を思い、1人1人に丁寧に声をかけていく陳さん。審査委員長という立場ながら、常に料理人サイドに立って声援を送る陳さんの存在が、参加する皆さんのモチベーションになっているようでした。

黙々と調理に集中する高倉健さん風の料理人さんも。

料理はスピードも大切。目まぐるしい調理現場にて、この日この時にすべてを賭けなければいけないコンテストというイベントの緊迫した雰囲気をひしひしと感じました。

ついに料理が完成。いよいよ実食タイムが始まります。10組が2グループに分けられており、それぞれ25分ずつで周って試食しなければいけません。

今回は、山形弁研究家にして食通のダニエル・カールさんも特別審査員として招かれていました。陳さんとダニエルさんが行くところはテレビ局のカメラクルーが集まり、一口食すたびにシャッターの音が鳴り響きます。

さすがダニエルさんはリアクション上手。私もこの日のために阿藤快をベンチマークしていましたが、悠長にリアクションしている時間はありませんでした。1つの料理に多くて10個近く小鉢があるので、できるだけ全種類を試食しようと思うと大変です。ブース間を走りながら視覚と味覚に集中しました。

シェフ自らメニュー紹介する場面も。皆さんの思いはしっかり伝わりました。

次ページでは出品メニューを一挙紹介!


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