CarTime > カータイムレポ > ペインティングアーティストの轟友宏さん

カータイムレポ

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CarTimeのプレオープンキャンペーンで、デジタル一眼レフカメラと並んで大人気だった「世界でたったひとつの愛車イラスト」。たくさんの応募の中から当選したラッキーな1台は熊本市にお住まいの清水谷さんの愛車。お約束どおり、素敵なイラストを完成させてくれた轟友宏さんと作品をご紹介します!

老若男女問わず幅広い層から支持されている、轟さんのイラスト。中でも人気の高い「くるまシリーズ」は、独特のタッチとカラフルな色彩が特徴です。まるで絵本のキャラクターのようにイキイキと描かれ、今にもキャンバスから飛び出してきそうなほど。

今回はプレオープンキャンペーンの当選者・清水谷さんの思い出の愛車・グロリアを描いてくれました。

「すでにイメージが出来上がっているクルマだったので、とても難しかったです。なので、思い切って色を全く違うトーンに変えてみました。愛車の思い出をお聞きしていたので、そこからストーリーを想像して、オーナーさんも個性的な感じに描いてみました。」と轟さん。ビビッドカラーのグロリアだなんて、すごい発想だと思いませんか?編集部でも「めちゃめちゃカワイイ!」と大評判。

轟さんにイラストを依頼する人の動機はさまざまだそうで、現役バリバリの愛車を写真ではなくイラストにして部屋に飾りたい方や、廃車にしたり、手放す際に思い出として残しておきたいという方も多いそうです。実は、よく見ると、イラストの中に楽しそうにハンドルを握る依頼主の姿が!なるほど、これはいい記念になりそうじゃありませんか。

見ているだけで心が躍る、楽しくなる。そんな不思議な魅力がキャンバスいっぱいに広がります。

「イラスト映えしやすいクルマってあるんですか?」というシツレイな質問をしてみました。

「やっぱり古いクルマはパーツにも味があってイイですね。手作業で高コストだから、商業的にはダメなんでしょうけど、デザイン的には圧倒的に古いクルマが面白いです。

海外からデザイナーを呼んでた時代なんて、えらい無茶したなあ・・・みたいな感じで。イラストにする際も、一箇所ココだ!というポイントをみつけて、イメージを膨らますことができるから、描いてて楽しいですよ。

最近のクルマは、キレイでかっこいいしシャープで洗練されてるけど、アクがないような気がしてちょっと寂しい・・・。なんでもそうですが、画一すぎると面白くないですものね。」

まずはエンピツでスケッチブックに書き、マーカーで調整しながら下絵を仕上げます。下絵をフォトショップに取り込み、色を入れていきます。色調整とバランスを出力しながら完成予想図をPC上で作って、キャンバスにトレース(白黒)。そこから色を何度も重ね塗りして完成!

ちなみにこのサイズで完成まで3日ほど。「年に1度、“神様が降りてくる日”があって、その日はすっごく筆が進むんです」とのこと。

関連サイト:
轟さんのHP
ショアウッドジャパン

CarTimeプレオープンキャンペーンの目玉プレゼントだった、轟友宏さんが手がける「愛車イラスト」。見事当選した熊本市在住の清水谷さんからお手紙をいただきました。何と偶然、地元の画廊で轟さんの絵を見つけたというエピソードも・・・。いつも彼女と一緒にCarTimeをご覧いただいているとのこと。ありがとうございます!

こんにちは、熊本の車大好き人間、清水谷です。先日、Car Timeさんの抽選に当選して、轟友宏さんに私の愛車を描いていただくことになりました。ありがとうございました。

実は、大変恐縮なのですが、私は轟さんがどれくらい有名な方かを存じ上げないまま、絵を描いていただくことになりました。だって、ガンメタ(濃いグレー)のY32グロリアを描いてもらおうというのですから、私の馬鹿っぷりがおわかりいただけるでしょう。轟さんがどれだけの方か知っていたら、乗った経験もないのに嘘をついてでもシトロエン2CVあたりを描いてもらったに違いありません。

昨年の9月ころ当選の知らせを受け、Car Timeさんの指示で、絵を描くための参考にしていただくため、手放してもう6年近くになるかつての愛車の写真を頑張って探し出してお送りしました。たくさんある当時の写真の中から愛車の写真を探し出すことは、それ自体が楽しい作業でした。写真をお送りしてからしばらくの時間を経て、できあがった絵が届きました。その絵はご覧のとおりとても明るい色彩で気分が楽しくなるようなものでした。う~ん、ヤン車の代表みたいなY32グロリアがこんなになるのかと、画家の腕のすばらしさに思いをはせ、轟さんというのはなかなかやるな、などと相変わらず厚顔無恥なことを考えておりました。私はその絵を事務所に飾り、毎日それを眺めながら楽しい気分で仕事をしておりました。

そんなある日、熊本市内の画廊の前を通りかかると、見たような作風の自動車の絵がたくさん並んでいました。「もしや」と思い画廊に入ると、やはり轟さんの作品を並べてあったのでした。その画廊で、私はたくさん並べられた絵を拝見しながら、店員さんと話をしました。そのやりとりのなかで「いやあ、私もこの方に自分の車を描いていただいたんですよ、偶然ですねえ」という話をしたのですが、そのときの店員さんの驚きようはただごとではなかった。その店員さんの驚きざまを目にしてはじめて、轟さんがいかに有名なアーティストであられるかを知りました。店員さんいわく、たった数時間前におこなわれた本人のサイン会(?)は立っていられないほど人がたくさん殺到して大変だったとのこと。轟さん、ごめんなさい!これからは轟先生と呼ばせてください!!

ところでみなさん、轟先生は、車だけを描いているわけではないことにお気づきですか。そう、轟先生の作品では、必ず人が描かれているんです。私は、轟先生の絵は、人と愛すべき車とのコミュニケーションを描いた絵だと勝手に理解しています。その登場人物達は、車だけに依存したライフスタイルではなく、車がなくても成立しうる充実したライフスタイルを持っている。しかし、そのライフスタイルの中に車が加わることでよりライフスタイルに彩りが増している。そんな人と車とのコミュニケーションの様を描いたのが轟先生の作品なのです。

私がグロリアを描いてもらおうと思った理由のひとつには、純粋にグロリアの車としてのすばらしさに惚れ込んでいたということもありますが、それだけではありません。その車が私にとって最初の愛車だったことや、その車とともに過ごした時間が私の人生においてとても大切な時間であったと今も思っているからです。何も手を加えておらずヤン車化すらしていないただのオヤジ車のグロリアでしたが、私にとっては大事な青春の相棒でした。実際、轟先生に描いていただいたグロリアの絵を眺めるていると、グロリアとともにすごした青春時代の楽しさが思い出されます。まるで、昔好よく聞いた音楽をいま聞き返すと、そのときのいろいろな思い出が頭の中を駆けめぐるような感じ。

車にはいろんな楽しみ方があります。走って楽しむ、旅行して楽しむ、語って楽しむ、触って楽しむ。それに加えて、また違った楽しみ方があることを轟先生の絵を通じて知ることができました。これからもまた、車の違った楽しみ方を発見できたらいいなあ。

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