CarTime > カータイムレポ > 女性のための中古車図鑑 [2]

カータイムレポ

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古いからこそ新鮮なデザイン、シンプルさがかえって機能的に思える居住空間。時を経てこそ滲み出てくる味と深み。そろそろ「女性=無難に新車」という方程式を崩して、ヴィンテージの洋服を着るように、アンティークの家具を選ぶように、手間をかけるほどに愛しい中古車との生活を楽しんでみるのもアリじゃない?

そこには自分らしさを表現するヒントが隠れているかも。さあ、あなたに似合う1台を見つけてみてください。

従来の骨董品店のイメージを覆すモダンな空間、そこが骨董家具修理に携わる長谷川さんの仕事場。前職の大道具制作の現場では、番組が終わったらセットがすぐに壊され、捨てられていくのが当たり前だった。そこに違和感をおぼえ、「壊すために作るのではなく、使い続けるために“直す”という仕事をしてみたい・・」そう考え、現職に至ったという。

「“経年変化”という言葉がありますが、時を経てこそ生まれる美しさには、新しいものにはない魅力に満ち溢れています。もちろん現代でも良いものはたくさんありますが、100年前に職人が手作業で一点一点つくったような家具には随所にこだわりがあり、デザイン的にも新鮮なものが多い。昔のお金持ちは、現代と違ってお金の使い道が限られていたから、競うようにして手の込んだ調度品を持っていたんでしょうね。だから、なんでこんなところに?!というような、一見無駄とも思える彫りや飾りが施されているものも多く、全体的にはシンプルなのに細部はデコラティブ、なんてものがあったりする。デザインにも機能性が重視される現代ではとても考えられない新鮮さがあると思います。」

独特の存在感を持つ骨董品に、デザインの観点からも魅力を感じると語る長谷川さん。機能美だけが美しさではない。作り手のこだわりや歴史の重みを帯びた物には他に変えられない味がある。それは中古車の魅力にも通じるかもしれない。

職業柄、作品や商品の運搬にクルマが欠かせなかった長谷川さんの運転歴は長い。さぞかしこだわりのある、オシャレなクルマに乗っていたのでは?と尋ねると、意外な答えが。

「いや~、実は、長い間軽トラに乗ってたんですよ!それも友人から譲ってもらった古いのを。これが結構お気に入りで、どこにでも乗っていっていましたね。デパートにも出かけてましたね。ちょっと場違いな感じもしたけど、軽快に走るし、たくさん積めて、大好きでした。何よりマニュアルだったので私が操ってるんだ~っていう“征服感”がよかったです。」

その後、交差点で派手な事故を経験したり、さまざまな経緯があり、現在はHONDAのFitを通勤用に使用。「事故で怖い思いをしたことと毎日の通勤に欠かせないという理由で、デザイン性は諦め、実用性を優先して選びました。でも本心はもっと古くて味のあるデザインのクルマに乗りたい!古いものを維持するために手間がかかるのは当然で、そのためには、家具でもクルマでも精神面・経済面のゆとりが必要。今の私にはなかなか難しいんですけど・・・」

ルノー5 (ルノー)
「最近は丸みを帯びたデザインが主流ですが、私は四角くて小ぶりな形のクルマが好き。実は個人的に絵を描くことも多いんですが、ついつい四角いデザインになっちゃうんですよね。ルノーサンクは四角いのに女性らしい可愛らしさもあって好きです。」

関連サイト:
長谷川さんが勤めるお店「灯屋・可ナル舎」
「サンク」くちこみ情報(CarView)