引越しの際は部屋ではなく駐車場から探すというモータージャーナリスト。 クルマメーカーから引っ張りだこの女性向けカーインテリアデザイナー。 クルマ初心者から改造車を乗りこなす域にまで至った編集ライター。 手取り月18万円の新入社員時代に果敢にもプジョーを乗り回していた大手メーカー勤務の女性。
カーライフの楽しさをよく知っている彼女たちに、今回は「女性のカーライフ・入門編」として、 クルマの楽しみ方や実際の購入・維持など、女性読者からの素朴な質問にお答えいただきました。
- クルマがある生活ってこんなにたのしい!うれしい!
- 気になるお財布事情からクルマ選びのポイントまで。
編集部 :車にはつきものの、突発的なアクシデントやトラブル。クルマがほしいけれどメンテナンスが心配……。という女性の声はいまだに根強いようです。
竹岡さん :「人とは違う変わった車に乗りたい!」と思っても、やっぱり壊れない車を選ぶ眼は必要。特に女性はメカニックな面に弱いから、トラブルはなるべく避けたいですよね。
大貫さん :実は、元旦の朝5時ぐらいにパンクしたことがあるんですよ。寒い上に、1人。これはやばいなと思い、JAFを呼んだら20分ぐらいで来てくれた。ドキドキしたけど案外すんなり解決しちゃった。でも、ある程度、クルマの仕組みは理解していたほうが楽しくなると思う。たとえば女性のための視覚的なマニュアルなんかがあるといいですよね。
竹岡さん :全てを理解するのは難しいから、基礎的なことだけでも知っておくといいと思う。機械って少しとっつきにくいかもしれないけど、例えばバッテリーの話なら、「携帯電話にもバッテリーってあるでしょ?車のバッテリーも同じで、いつか交換しなきゃいけないときが来るんだよ」みたいに、なるべく噛み砕いて伝えると女性もちゃーんと理解できる。ただ、今の車はどんどん電子制御になってきてわかりにくくなってきてるのも事実なので、どうしようもない時は、JAFなどのロードサービスに電話したり、ディーラーに飛び込めば何とかなる!それを知っているだけでも安心できるはず。
編集部 :高騰し続けるガソリン代、税金、保険、車検費用・・・そして大都市ドライバーを苦しめる高額な駐車場! 柴田さんや竹岡さんは、お仕事柄プライベート車以外に広報車(メーカーからの貸出車)や連載用の車など、複数台分の駐車場が必要とのことですが、駐車場代はやはり頭の痛い問題?
竹岡さん :家を決めてから駐車場を探すと、ぜーったいに遠くなっちゃう。だからまずは駐車場を探し、その後に家を借りる。同時に借りて交渉したほうがいい。“○台分借りるから、家賃含めて○円にして!!”と。比較的都心に住んでいますが、1台2万円で借りてますよ。 (「それは安い!」「交渉してみるもんだなあ~」と一同どよめき)
柴田さん :最初に自分で車を買ったとき、1人暮らしで都内に住んでいたから、ホントに勇気がいった!車が欲しいな、と思い始めてから最初の1~2年はためらってましたね。ローンも不安だったし、維持費も計算できないし、絶対無理だと思っていた。ずっと悩んでいたけど、一目惚れしたクルマとの出会いと知人の女性ドライバーの楽しそうなカーライフを見てしまったのが決め手となって購入。あれだけ悩んだ割に、結局は計算しないで買っちゃって、でもまあ何とかしてこう、という気持ちでしたね。
大貫さん :子供と一緒で、産んじゃえば何とかなる!という感覚に近いかもしれないですね。最初から高い車に乗らなくても、安い車をトコトン乗りつくしてもいいと思いますよ。私も最初に乗ったのは10万円ぐらいの車だったけどホントに楽しかった!実はいまだに新車を買ったことがなくて、キーレスエントリーも経験ないぐらい。
―ユーザーアンケートで「車を購入・維持することで、他に何か我慢していることはありますか?」という問いに、大半は「何も我慢していない」との答え。「ラフな格好で出かけられるようになる分、無駄な衝動買いやお出かけ用の洋服代などが節約できてプラマイゼロ」、なんて意見も。
柴田さん :竹岡さんのゴルフGTI、K・Aさんのプジョー306、どちらもすごくイメージに合ってますよね。
編集部 :確かに、“この人にはこういう車が似合う”というイメージってありますよね。K・Aさんはファッションが好きで個性的な感じが似合いそうな印象なので、エスプリのきいたプジョーはぴったりだなと。そういう意味で、どこかで「私らしさを表現したい」という気持ちはありましたか?
K・Aさん :めちゃめちゃありましたね。営業マンがとってつけたように「お客様にお似合いです!」と言ったことが私の背中を押しました。絶対セールストークなんだけど、すごくうれしかった。
柴田さん :ああ~、私もそれを言われるとうれしいなあ。
竹岡さん :車によって“キャラ”って全く異なるもの。乗りやすいもの、そうでないもの、いろいろある。乗りにくい車はいつまで経っても乗りにくいしね。
柴田さん :一台一台性格が違うし、乗りやすい=自分に合っているとは限らない。いいフィーリングの車に出会うには、やっぱり試乗。ちょっとハードルが高いかもしれないうけど、頑張って乗り比べたほうがいい。
K・Aさん :私、実は2台しか乗り比べなかったけど、外観ですぐにピンと来て決めちゃいました。おしりの感じも大きさも一目で気に入って。いろんなメーカーの赤を見たけど、プジョーのこの深い赤が好きなんですよね。
竹岡さん :女性は感覚で決める場合が多いから。今の私はセダンよりオープンカーか小さいスポーツカーかな。自分の手足感覚で動かせて、乗っていて楽しいから!
大貫さん :私は今犬を飼っているんですが、もし次に選ぶならオープンがいいなあ。ジャガーのメタリックな感じのとか。助手席に犬を乗せて走る!
K・Aさん :私は最初の車を外見で選んで、その結果には満足だったし、今でも「最初に乗った車にもう一度乗りたい!」って思うぐらい。でも、もし次に選ぶなら、たくさん試乗してみて、今度は外見以外に最新の機能などをしっかりチェックして選びたいです。
―外観や運転のしやすさだけでなく、その人のファッションセンスやライフスタイルにマッチしているかどうか・・・車を選ぶポイントはさまざまだけど、達人からは「まずは乗ってみて、“感じて”みること!」とのアドバイス。事前情報収集+試乗でのフィーリングをしっかり確かめて、自分に似合う車選びをしたいものです。CarTimeでも今後、女性視点でのクルマ情報をたくさんお届けしていきますので、皆さまの参考になれば嬉しいです!
関連リンク:
・大貫さんの会社「アンセル」
・竹岡さんのブログ
- T・Yさん(30歳・神奈川県在住・主婦・愛車は「MPV」)
頻度:週末+平日週1回程度
ガソリン:7千円/月
保険:4.5万円/年
車検:12~13万程度/2年……etcもともと車がある生活なので、特に犠牲になっているものはないけど、最近は燃費がいい車が多く出回っているのでそれを狙うのも手かな。
- M・Mさん(33歳・東京都在住・コンサルタント・愛車は「AUDI A4」)
頻度:休日のみ
駐車場:2.3万円/月
ガソリン:1万円/月
高速:1万円/月
ローン:4.5万円/月……etc維持費は高い。(いま、維持費を改めて書き出してみて、ゾッとした!) クルマを持つことがあたり前だと思っているで、普段の生活を我慢したりはしないけれど、首都高には乗らないようにするとか、遠出の際は朝早く出て高速の割引を狙ったりとか、安いガススタを把握したりとか、月極駐車場を値切ったりとか、クルマ関係で押さえられるところはがんばってます。
- H・Kさん(32歳・大阪府在住・会社員・愛車は「ロータス」)
頻度:週2日 駐車場:1.5万/月
ガソリン:1.5万/月
保険:15万/年
車検:20万/2年
税金:3万/年……etc高い!維持費ではあまりガマンしていないけど、次クルマ買うための貯金のため、趣味の無駄遣いをやめた。
- M・Mさん(29歳・横浜市・フリーランス・愛車は「ゴルフ」)
頻度:週4~5回
ガソリン:1.2万円
高速代・時間貸駐車場代:3千円……etc高い!でも特に何も我慢していない。その分電車賃がかかっていないから。部電車で移動した場合を計算してみると、結構安心できる。
- MT車・カブリオレ・2シーター
セカンドカーだったら、ぐいぐい走れるMTスポーツカーが欲しい。それだったら断然カブリオレ。
- BMW・Z4、Audi・TT、アルファロメオ・スパイダー!(アルピナ・ロードスターは無理?)
ホントはFRだと、自分の体とクルマと道路が一体になった気がして、とても気持ちいいんだけれど。別に走り屋ではありませんが、一人で夕暮れに、風に吹かれながら、すいていて適度にカーブのある高速を飛ばすのが、最高の気分転換になる。
それから、「おばあちゃんになったら、孫娘を隣りに乗せて、幌を全開にして、街中を走って自分の店(なんの店かは未定)に遊びに行く」というのが、昔からの夢。40年後にガソリン車が走ってますように……!
- 日産・エルグランド
大勢ででかけるとき、なにかと便利。同クラスのワンボックスの中で内装の評価が一番高い。何て楽チンなんだ、と後ろに乗る人も大喜び。オプションも豊富。 BOSEのスピーカーをつけて好きな音楽を聴きながら乗るのが夢。
- アウディ
ゆくゆくはアウディっていうのがずっとあります。知り合いの女医の先生が真っ赤なアウディを乗り回していたのが強烈にイメージで残っていて。でも私は赤には乗らない予定です。
- フォード・エクスプローラー
以前乗っていて気に入っていたから。 今は別のクルマに買い換えたけれど、将来的にはまた乗りたい。外見が好き。
- FIAT・パンダ
今のニューパンダではなく、昔のパンダ。子供ができてセカンドカーとして、小回りのいいポルテみたいのを買わなくちゃならなくなったら、古いパンダにする。カタチがいいし、シートの模様がかわいらしいし、色がいい。チャイルドシートに乗る子供が、最初に、常に目にするシートがこんな色だったら、教育にもいいでしょ。もちろん機能的だし、何ごとも過剰でない。(最近のクルマは、どうでもいいことに過剰すぎる。)
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実録!達人たちが語る「女性のカーライフ」:
- クルマがある生活ってこんなにたのしい!うれしい!
- 気になるお財布事情からクルマ選びのポイントまで。










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