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ミカ・ハッキネンの涙に心を射抜かれてF1ファンになり、ついにはフィンランドに移住してしまった女性がいるらしい。その女性の名は「Sue(スウ)さん」。F1好きが高じて海外移住を決行するとは!一体どんな経緯で?詳しく聞いてみました。

―今回のインタビューは、Sue(スウ)さんと編集部の共通のお友達 Sさんから「F1といえばおもしろい女性がいるよ!」とご紹介いただいて実現しました(Sさん、Thanks!)。ではSueさん、まずは初めましてということで、自己紹介をお願いします!

Sueさん:年齢は内緒(笑) 広島出身で大学時代を京都で過ごし、その後芦屋へ。現在はフィンランドはヘルシンキ在住。日本食のシェフとして働いています。京都時代はどっぷりと競馬にはまり、毎週の競馬場通いはもちろん、乗馬にも手を出していました。バンド活動を激しくやっていた時期も。その後、F1にはまりました。F1にはまってからは競馬からは足を洗い(?)、海外進出への方法を探っていました。今思えば、「競争」するスポーツ、それに関わる人々、そして国際的な雰囲気、が好きだったのかも。

―競馬からF1とは異色ですね…。お友達からはどんなキャラって言われますか?

Sueさん:「やることがいきなりだ」とは言われたことがあります。あと、「普通に見えて変わってる」とか。自分で思うのは、「趣味が限りなく男やな~」と。一時期読んでる雑誌が『アエラ』『競馬ギャロップ』だったりしていました(もちろんその後はF1雑誌、、、)。割にストレートな性格だと思います。人見知りするけど、おしゃべり。お酒と料理が好き。はまりやすく、冷めやすい。

―ちょっとキミを思わせるような豪快っぷりですね! 競馬からF1にスイッチしたのはどんな経緯で?

Sueさん:競馬時代に、周りにF1好きな人がいたので、そういうものがあるっていうのは知っていて、見てみたりもしたんですが、同じ所をぐるぐる回っているばかりで何がおもろいんやろうと。最初はそんな感じでした。でも懲りずにチャンネルを付けていたら、トップドライバーがいきなり泣き出したのでそれがもう、気になって気になって。1999年のイタリアGPの時から本腰を入れて見始めました。

そのころ、自分の状況も(って比べるのもあれなんですが)、切羽詰まった状況やったんで、速くて強いはずのドライバーが泣いたのを見て、「おぉー、強い人でも泣くんや!」とか思った記憶があります。そして、そんなことが起こってしまうこのスポーツは一体何ぞやと。そう、ミカ・ハッキネンの涙がきっかけです。

―ドラマチックなF1との出会いがあったんですね。Sueさんが思うF1の魅力とは?

Sueさん:私がF1を好きな理由は、ずばり、ややこしい人間関係です。いろんな国の人が居て、いろんな言葉やいろんな訛りの英語が飛び交っているのが面白い。もちろん、すごいレース展開や追い抜きを見ると、わぁぁあ!ってなります。1レース1レースが、人生みたいやなぁって思う。上手くいったり、いかなかったり、雨が降ったり降らなかったり。あと、競馬と違って、ドライバーとチームの数が少ないので覚えやすいのがいいですね。

―リアルな人間ドラマですもんね。さて、その後、F1好きが高じてフィンランドに移住したということですが、どんな経緯だったんですか?

Sueさん:昔にアメリカに留学していたこともあり、いつか海外に住みたいなぁって漠然と思っていたんです。その気持ちがたぶん、F1の国際色豊かなところと非常にマッチして、加速したんじゃないかと思います。そして、ミカの故郷フィンランドを訪ねて、フィンランド語を勉強したり、英語を勉強したり、他の海外の国々に旅行をするうちに、やっぱり長期で海外に住みたいと思うようになりました。

すごく真剣にF1関連での就職を探した時期もありました。料理作ったり、メニュー考案したり、サーブしたりするのが好きだったので、その道での就職を探していたんですが、その時は特に行きたい国を絞っていませんでした。が、アメリカの方と何度かお話しているうちに、自分の話の中にも、履歴書の中にも、「フィンランド」の話や文字の出現度が多いことに気づき、それならフィンランドで探す方が自然なのではないかということで、フィンランドに絞って探すことにしました。

―移住を決意してから実現するまでどんなことがありましたか?

Sueさん:本当に私はラッキーだったと思うのですが、仕事を探し始めて半年以内に決まったんです。海外に就職するためには、国によって違うんでしょうが、まずは就職先(スポンサー)を見つけ、労働ビザを取得しないといけません。ネットで探して、履歴書を送り、電話面接で先方が気に入ってくれたらしく、あっさり採用決定。そのあと、書類の手続きやらビザの取得やらにさらに半年かかりました。そんなにすぐには見つからないだろうと思っていたので、すごくびっくりしたのと、嬉しいのと。不安に思う間もなく(ビザ申請している間は下りないんじゃないかと不安でしたが)引っ越しが決まりました。

―周りの人の反応はどうでしたか?

Sueさん:海外に行く行く詐欺よろしくフィンランドへのその熱い思いも散々吹聴していたので、驚き半分、「よかったね~」の反応が多かったです。親も相方も「そうなのね」な感じでした。

―知らない国の企業に履歴書を送って電話面接…というのはすごい勇気だなあと思うのですが、思いを実現するには行動あるのみなんですね。さて次回は、フィンランドでの生活の様子や、フィンランド人のキャラについて教えていただきます。

Sueさんインタビュー一覧:

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