2008年9月26~28日に開催された、世界初の公道ナイトレース「シンガポールGP」。 歴史の証人となるべく現地へ飛んだ、編集部のレポートをどうぞ!
- ノウハウ情報: 事前手配の方法や現地の交通事情など。
- フォトレポート:サーキットで出会った女の子たちも登場!
- 感想レポート:編集部スタッフの初観戦の感想です。
- おすすめスポット:ホテル、レストラン、スパ・マッサージ情報など。
Friday 26th September, 2008
13.00 Gates open for all ticket holders
14.00 Formula One Paddock Club(tm), Sky and Club Suite Opens
15.00 - 15.25 Formula BMW Pacific Practice Session
15.50 - 16.20 Aston Martin Asia Cup Practice Session
16.40 - 17.25 Porsche Carrera Cup Asia Practice Session
17.50 - 18.15 Formula BMW Pacific Qualifying Session
19.00 - 20.30 Formula One First Practice Session
21.30 - 23.00 Formula One Second Practice Session
Midnight Formula One Paddock Club(tm) , Sky and Club Suite Closes
Saturday 27th September, 2008
13.00 Gates open
14.00 Formula One Paddock Club(tm), Sky and Club Suite Opens
15.00 - 15.30 Charity Challenge (Fiat 500)
15.50 - 16.20 Aston Martin Asia Cup Qualifying Session
16.50 - 17.15 Formula BMW Pacific Race One (10 Laps)
17.45 - 18.15 Porsche Carrera Cup Asia Qualifying Session
19.00 - 20.00 Formula One Third Practice Session
20.30 - 21.00 Charity Challenge (Fiat 500)
22.00 - 23.00 Formula One Qualifying Session
Midnight Formula One Paddock Club(tm), Sky and Club Suite Closes
Sunday 28th September, 2008
13.00 Gates open for all ticket holders
14.00 Formula One Paddock Club(tm), Sky and Club Suite Opens
15.30 - 16.00 Aston Martin Asia Cup Race (10 Laps)
16.30 - 17.00 Formula BMW Pacific Race Two (10 Laps)
17.30 - 18.05 Porsche Carrera Cup Asia Race (12 Laps)
18.30 Formula One Drivers Parade
18.45 - 19.15 Starting Grid presentation
19.46 Singapore National Anthem
20.00 2008 Formula 1(tm) SingTel Singapore Grand Prix (61 Laps)
Midnight Formula One Paddock Club(tm) , Sky and Club Suite Closes
2008 FORMULA 1 SINGTEL SINGAPORE GRAND PRIX 26 - 28 September 2008
1 Fernando Alonso 1:57:16.304
2 Nico Rosberg +2.9 secs
3 Lewis Hamilton +5.9 secs
4 Timo Glock +8.1 secs
5 Sebastian Vettel +10.2 secs
6 Nick Heidfeld +11.1 secs
7 David Coulthard +16.3 secs
8 Kazuki Nakajima +18.4 secs
9 Jenson Button +19.8 secs
10 Heikki Kovalainen +26.9 secs
11 Robert Kubica +27.9 secs
12 Sebastien Bourdais +29.4 secs
13 Felipe Massa +35.1 secs
14 Giancarlo Fisichella +43.5 secs
15 Kimi Raikkonen Accident
Ret Jarno Trulli Hydraulics
Ret Adrian Sutil Accident
Ret Mark Webber Transmission
Ret Rubens Barrichello Engine
Ret Nelsinho Piquet Accident
ドライバーズポイント(シンガポールGP終了時)
1 Lewis Hamilton McLaren-Mercedes 84
2 Felipe Massa Ferrari 77
3 Robert Kubica BMW Sauber 64
4 Kimi Raikkonen Ferrari 57
5 Nick Heidfeld BMW Sauber 56
6 Heikki Kovalainen McLaren-Mercedes 51
7 Fernando Alonso Renault 38
8 Sebastian Vettel STR-Ferrari 27
9 Jarno Trulli Toyota 26
10 Timo Glock Toyota 20
11 Mark Webber Red Bull-Renault 20
12 Nico Rosberg Williams-Toyota 17
13 Nelsinho Piquet Renault 13
14 Rubens Barrichello Honda 11
15 Kazuki Nakajima Williams-Toyota 9
16 David Coulthard Red Bull-Renault 8
17 Sebastien Bourdais STR-Ferrari 4
18 Jenson Button Honda 3
19 Giancarlo Fisichella Force India-Ferrari 0
20 Adrian Sutil Force India-Ferrari 0
コンストラクターズポイント(シンガポールGP終了時)
1 McLaren-Mercedes 135
2 Ferrari 134
3 BMW Sauber 120
4 Renault 51
5 Toyota 46
6 STR-Ferrari 31
7 Red Bull-Renault 28
8 Williams-Toyota 26
9 Honda 14
10 Force India-Ferrari 0
11 Super Aguri-Honda 0
予選メモ
世界中が注目する初ナイトレースを目の前で見れるなんて―感動で卒倒しそうなのをこらえ、ひたすら観戦。
予選はノーミスの走りで完璧にまとめあげたマッサがポール。続いてハミルトン、ライコネンという結果はある意味順当だったかもしれません。シーズン終盤まで混戦が続くことを願うファンとしては、マッサ&キミの健闘を祈りたい・・・ということで、スタンドもまずまずの結果に安堵の様子でした。
マシントラブルで15位に終わったアロンソは、気合十分だっただけに、その落胆振りは悲痛そのもの。でもまさか翌日あんな結果になろうとは・・・
各人のドライビングを生で見ると、テレビだけではわからない個性や気迫が伝わって、心底興奮するものです。
「F1を走れるのは世界中でこの20人だけなんだなあ・・・」
そう思うと全ドライバーが俄然輝いて見えてきます。サーキットの力、生の迫力って、価値観を激変させるほどスゴイ!この感覚は是非一度味わってもらいたいです。
個人的に、クビサのアグレッシブさやアロンソの気高さにも心奪われましたが、一番ぐっときたのはキミ・ライコネンの走りでした。うまく表現できませんが、速いのにどっしりと重いんです。野球で例えたら剛速球です。野茂です。決して潮崎じゃない。(90年代パリーグの例えしか浮かばずすみません)
Turn2の立ち上がりから、猛烈な加速でキミが目の前を通り過ぎて行ったとき、彼の圧倒的な存在感と重厚な走りにノックアウトされました。「キミの嫁・ジェニー、羨ましすぎ。」最後はそんな身分不相応なジェラシーすらおぼえた予選でした。
決勝メモ
決勝前はドライバーズ・パレードで盛り上がりました。
バトンはモデルと見紛うばかりにグッドルッキングで、ハミルトンやバリチェロの愛想のよさも想像どおり。けれどここでも異彩?を放っていたのはキミ・・・
なんと、マッサより頑張って手を振っているではないですか!(ただし無表情)「やる気なくしてる、なんてウワサはデマだ!」「今日は絶対やってくれるに違いない!」そんな期待が膨らむドライバーズパレードでした。が、決勝は皆さんご存知のとおり・・・
さて、決勝レース本番。心配された雨も降らず、ドンキホーテで買った2セットの雨合羽は不要に。でもいいんです。やっぱりドライで観たいもん。
緊張のスタート。ホームストレートを抜けた後のTurn2~3が見える場所だったので、スタート時の混乱を心配しましたが、難なく隊列は整い過ぎていきました。
見えない区間はカンガルーTVで必死にチェック。国際映像だけでなく、特定ドライバーのオンボード映像や、タイム等の情報を手元でスイッチングしながらオンタイムで見られて便利。誰と誰がバトル中!というアテンションも入るので、ハイライトを見逃すことなく、快適に楽しめました。
でもさすがに、例のセーフティカー&フェラーリ悪夢のアクシデント時は目がまわりかけた!目の前を通り過ぎるマシン、手元のカンガルーTV、スタンド前のビジョン。これらを何度も往復して現状把握に必死。忙しいのなんのって・・・
それにしても、ただ静かに黙ってノズルが抜けるのを待つマッサの姿がビジョンに大きく映し出された時ほど悲痛な瞬間はなかったです。
「何が起こるかわからないのがレース。」 言い古されている言葉かもしれませんが、ここまで身にしみて感じたのは初めてでした。
気がつけば、今年表彰台に一度も上がっていないアロンソが先頭に。
水色ルノー時代は、連戦連勝も、動物ダンスも、すべてが生意気にみえたアロンソ。でも黄色ルノーで、優雅に毅然と先頭をゆく彼は本当に輝いていて、思わず「おかえり!」と言いたくなる気持ちになりました。
アロンソがチェッカーを受け、ウィニングランが終わると観客がコースになだれ込んでいきました。私たちの席の前には高い柵。「どうしよう?」と躊躇していたところ柵の向こうで係員のおじさんが「飛び越えろ、飛び越えろ!」と呼んでいます。おじさんに手伝ってもらい、柵を越えるジャパニーズ三十路女。
コースの上に降り立つと、照明とフラッシュがキラキラ光ってまぶしい!そのキラキラとみんなの歓声がとてつもなく心地よくて、感動的で、たぶん一生忘れることはできないだろうと思います。
予選メモ
・Q1
バンピーな路面。火花が散ります。フィジケラがクラッシュ!ブルデーはダメか・・。ピケもノックアウト。上位陣は順調、その中にカズキも!
・Q2
アロンソがマシントラブルでストップ!悔しそうに頭を抱えています。昨日のフリー走行でトップだったアロンソ。今回、2列目は狙えると思っていたそうです。ショックで楽しみが半分ぐらい減りました。
ハミルトンがまさかのノックアウトゾーン。ハミ父は子供のようにクルーの袖をぎゅっと掴みます。ぎりぎり10位通過です。家族がドライバーだと落ち着いて見られないから従兄弟ぐらいが丁度よいのでは、と思いました。
カズキは9位で通過!
・Q3
ハミルトンがトップ!の直後にマッサがポールを獲得! タイトル獲得に向ける気合が見えます。スタンドからも大拍手。マッサ父、大喜び。
フェラーリのマシンは残像のかっこよさNo1でした。
我らがカズキは10位に。帰り道で出会ったお父さん(悟氏)も「(燃料つんだから)重かったけどね。10位だけどよかったよね」と息子の健闘を称えていました。今度から会ったときはカズキの話をしようと思いました。話が俄然弾むようです。
決勝メモ
レース展開はご存知のとおりなので、ドライバーごとに気になったことをメモしておきます。
・アロンソ
予選でストップしてしまって頭を抱えたアロンソ。今シーズン一番に落ち込んでいるように見えました。
しかし、スタートでソフトタイヤをチョイスしてきたときは、諦めてない!という思いから期待感が俄然高まりました。この人はやってくれる。という安心感と底知れなさを持つドライバーは他にいません。
「オーバーテイクが難しそうなこの市街地サーキットで順位を上げるには、戦略上の奇跡が必要だね」予選後にそう語っていたアロンソ。まさに奇跡的な逆転劇が。
戦略と運と腕とスタッフの努力で勝ち取った勝利。さすが自転車で走ってコースを事前に入念にチェックしただけある・・・決勝の日も小走りで走り回っていたし、すごい下調べしてそうです。
結果的にスタート時にソフトタイヤをチョイスしたアロンソとニコがワンツーフィニッシュでした。
アロンソ、表彰台で満面の笑み。か、かっけー、アロンソ。今でも目を閉じるとアロンソの残像が・・・。
ドライバーの腕がマシンの性能の壁を超えられない中・・・実力のある人が逆境の中もぎとる勝利に感動しました。
残り3戦もアロンソに大注目。
・ピケJr.
「自分の予選にはガッカリだよ。もう一度コース上で反撃するためにできることはなんでもやるよ」予選後にそう語ったピケ。
15週目、がんばりすぎてクラッシュしてしまったのか、、その後、チームラジオからは「sorry guys・・」という言葉が・・・。
道、狭かったしね・・・。マシンの半分がなくなっていた映像を見たときはびっくりしましたが無事でした。無論、セイフティカーが入ります。
ランオフエリアがなくてクレーンが出動するも撤去に難儀していました。ピケ、大騒動・・・。
存在が華やかだし、ピケという名前がF1にあるだけでうれしいのでこれからもがんばってほしいです。
・ニコ
ドライバーズパレードでは、胸元をがばっと開けて、ドリンクをストローでちゅーっと飲みながら手を振っていたニコ。自宅?というぐらいくつろいでます。
2世レーサーで、お金持ちでかっこよくてエース。怖いもの知らずです。発言もイケイケ。
ピケクラッシュでセイフティカーが入ったとき、初回ピットインのタイミングが重なる。「マジで信じられねぇ。ありえねぇと思った」(byニコ)
大変だったくせにインタビューでは余裕気に話すところも最高。
・マッサ
かわいそう。それでもレース直後にはミスをしたクルーの元へすぐに駆け寄って「前を見よう!」と声をかけたそうです。マッサ・・・。普段の行いがよい人が勝ってほしいです。
・ライコネン
最速ラップを出していたライコネン。が、所々で精彩を欠いていました。そして残り4周でTURN10の縁石にかかってクラッシュ。もともと諦めモードだったのか「状況はさほど変わらないよ」というコメントを。マッサをアシストする気配も見え・・ない。
ドライバーズパレードでは無表情ながら手をピンと伸ばして一生懸命振っていたライコネン。
やりたいようにやる、思ったことだけ言う、今を楽しむ。それでいいと思う。別におかしくない。
・さいごに
今回のグランプリは、たとえ波乱がなくても、一生懸命、走っている人たちを見るだけで感動していたと思います。
レースを見終わった後、サーキットを歩きながらここにずっといたいと思いました。
次の瞬間、ずっといてどうする、と思い直しました。
華やかな世界にいるレーサーたちの人生を思いました。地味な努力の日々の連続です。ライバルは強力でプレッシャーは大きい。いつチームを追われるかわからないし、 引退という日も必ずやってくる。孤独もあれば喜びもある。誰の人生もそれは変わりません。私は私でがんばろう・・と。
終わった後いろいろ歩いてみて自由席もいいな、と思いました。穴場ポイントがたくさんありそうでした。
シンガポールGP観戦記:
- ノウハウ情報: 事前手配の方法や現地の交通事情など。
- フォトレポート:サーキットで出会った女の子たちも登場!
- 感想レポート:編集部スタッフの初観戦の感想です。
- おすすめスポット:ホテル、レストラン、スパ・マッサージ情報など。










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