

二玄社「NAVI」編集記者を経てフリーランスの編集者・ライターに。「UCG」「NAVI」「カーセンサーEDGE」など自動車雑誌を中心に、女性誌、男性誌などに寄稿。
現在は育児休暇気分で、主婦が本業の自称パートライター。隔月刊オートバイ雑誌「MOTO NAVI」で「タケイアキラのチューメン天国」連載中。
もともとクルマやバイクが好きで、「NAVI」の読者だった大学時代、就職活動の時期にふと見つけた「NAVIスタッフ募集」の文字。キャリアはない上に子どもがいるなんて条件にも関わらず、面白がってもらえたのか希望していた広告営業として採用されました。
タイアップの仕事を色々経験していくうち、編集に近い仕事もするように。クルマも写真も好きだったので、誌面が出来ていく過程は楽しかったですね。でも当たり前なんですけど慣れるにしたがって仕事量もぐんと増えてしまって・・・。入社3年目で「そろそろラクな仕事がしたい」というフジュンな動機から「編集総務」に異動。ところが、ラクするどころか編集も総務も兼任する超ハードワークの日々が待っていたんです・・・!
-非キャリア志向?
あんまり忙しいのが好きじゃなくて・・・。編集部に5年、計8年勤めた二玄社を辞めたときも、実は「ハローワークにでも行って、しばらくのんびりしよう」と思ってました。フリーランスとして独立しようとか、何も考えていませんでしたね。でも、ありがたいことに退社後も雑誌でクルマ関係のお仕事を頂戴して、それが続いて今に至っています。
-そのユルい感じ、いいですね・・・!ちなみに現在はどんなワークスタイルですか?
忙しい生活を送ってきたこともあってか、今は自分の生活第一、その中でも子ども第一と考えています。今、下の子が3歳なので、子連れということを了承していただいたお仕事だけやらせてもらっています。遠出が必要な取材などは無理ですが、昼間に子連れで試乗して、子どもが寝静まった夜中に記事を書く・・・。そんなふうに月1~2本、多くても4本ぐらいのペースでのんびりお仕事させてもらってます。
-お仕事で心がけていることは
クルマとの相性は人それぞれ。なので、私のできることは“ニュアンス”を伝えることだと思っています。それはちょっと乗ってみただけでは伝えられません。記事を書かせていただく以上、基本的に300km以上は運転するようにしています。日帰りで一気に乗ることもあれば、1週間ぐらいお借りして子どもとドライブに出かけることもあるんですよ。
-竹井さんの記事って、すごく読みやすくて共感するところが多いです
そう言ってもらえると嬉しい!私の文体って、実はその時々で違っているんですよ。マジメなときもあればオモシロ系に走っちゃうことも・・・。音楽ライターさんと同じで、「この人がオススメしているなら私の好みかも、私に似合うかも・・・」という部分があるので、時にはクルマと全然関係ないことを書いたりするんですが、興味のキッカケを掴んでもらえたら嬉しいですね。
よく「女性の視点で」「ママの視点で」というリクエストをいただきますが、実はあまりそういう意識がなくて。ママ友から「どのクルマを買えばいいか」という相談を受けたとしても、人によって好みや用途も異なるので、一概に「ママ向けならコレ」とは言えないんです。やはりその人の「クルマに対する価値観」が重要ですよね。
ウォッチ選びにも似ていると思うんですが、ファッションのような感覚でクルマを見る人にはブランド的観点は外せない。もちろん道具として必要としている機能は何なのか。さらにそこから「可愛い/かっこいい/シャープ」などの好みも大切。そして最後にはやっぱり「試乗して、走ってみた感じやシートの座り心地などのフィーリング」を確かめてほしいですね。
-型どおりでなく、自由に選んでほしいですよね。ちなみに今の愛車はどうやって選んだのですか?
雑誌でプジョー306カブリオレを見て・・・ひと目惚れでした。それでマツダのランティス(クーペ)に乗っていて「そろそろ替え時かな~」と思った時、思い浮かぶのはこれしかなかったんです。新車の外車なんて、オープンカーなんて、私なんかが買っちゃっていいのかな・・・と思いながら、憧れのピニンファリーナのデザインということもあって、もう他のクルマが目に入らなくなってしまって。 「男の4年ローン!」とか言われつつ買いましたよ。色も全然迷いませんでしたね。
「なんでも好きなクルマくれるなら・・・」「ガレージに2台おけるなら・・・」と、夢話で選ぶクルマと、生活のお供として現実に選ぶクルマはやっぱり違う。そりゃあ「シトロエンC6をエレガントに乗ってみたいなぁ~」・・・とか考えたりもします。でも、元来「ズボラ」な性格なので、自分に合うのは“ほどよくおしゃれでユルいクルマ”。だって、あんまりかっこよすぎるクルマだと、ヘンな格好でふら~っと出かけられないじゃないですか(笑)。 速いクルマでスポーツドライブも好きだけど、乗ってて気楽なのは結局ひと目惚れした306カブリオレなんですよね。デザインや乗り心地が自分の好みで、ドライビングに味わいがあって。自分がクルマにあわせたり、急いだりしなくていいところが好きですね。
目的によって、「ストレス発散の首都高ドライブ」と「のんびり楽しむ日帰りドライブ」の2パターンがオススメ!
(1)首都高ドライブ
仕事やプライベートでストレスがたまっている人には、夜の空いている首都高速をグルグルまわるドライブがオススメ。自分の両側にビルが流れていく感じがなんとも言えず気持ちいいんです。東京タワーやトンネルの灯りもキレイ。降りる場所はどこでもいいし、どこにも降りないでグルグル走って帰って来てもいい。
あてもなく、ふらっとお茶するために麻布で降りてそのまま青山まで走ってみたり、気が向けば横浜まで行ってみたり。『ぷち家出感覚』で朝まで出かける、なんてのもいいと思いますよ。行き詰まった時、どこかに行けそうな気分になれるのって救われるのよね・・・(遠い目)。えっ、私?今は毎日満たされてるから、首都高ドライブは必要ありませ~ん。
(2)日帰りドライブ
お休みの日に家族や恋人とのんびりしたい人には、日帰りで行けて、現地で美味しいものを食べたり、ちょこっと遊んで帰ってこれる・・・そんなドライブはいかがでしょう?私のオススメは鹿島、観音崎、益子。鹿島はドーンと海に向かって走るのが気持ちいいのと、現地でちょっとした異文化を楽しめるところがお気に入り。観音崎は子どもづれで遊べるところがイイです。そして益子はおしゃれなカフェやクラフト系のお店をブラブラできるので、女性も楽しめますよ!
【参考リンク】
・観音崎公園
・鹿島のドライブガイド(ニッポンレンタカー)
・益子(カフェ&ギャラリー)
雑誌を読んでからずっとお会いしてみたかった竹井さんと、念願かなってのご対面。実物は想像以上に「瞳がでかい!」「しかも気さく!」。育児も仕事もゆるやかに楽しむ姿がとっても魅力的でした。これからも自由な発想と視点で色んなクルマを竹井節で紹介してくださいね。








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