

セレクトショップ「Cher」オーナー
カラフルな色展開、スタイルを美しく見せるフェミニンなシルエットのアイテムを数多く揃え、オシャレ上級者に大人気のセレクトショップ「Cher(シェル)」のオーナー兼デザイナー兼バイヤー。原宿、代官山に店舗を構える。「Cher」は仏語の「cheri(=愛しい、大切なもの)」に由来し、デニムや空、海の「水色」を意味する「ciel」とのダブルミーニング。
>> 【Cher】
「Cher」を立ち上げた当初は免許を持っておらず、運転とは無縁でした。ちょうど代官山店のオープン時に周囲からのすすめもあって一念発起。激務の中で怒涛の教習所通いをしました。晴れて免許取得後はゴルフのオープンカーを購入。赤のカブリオレで、初めてのクルマ、しかも念願のオープンカーだったので、とにかく運転が楽しかったですね。でも唯一気に入らなかったのは「黒い幾何学模様の布シート」。あの柄は感覚的に許せなかった・・・。(←編集部注:職業柄、特に気になるところなのでしょうね・・・)
結局それはスタッフに譲り、次はシートも革張りにこだわってメルセデスのSLKに買い替えました。これも赤のオープンで、真冬でも毛皮+シートヒーターをガンガンかけて全開状態で乗ってましたよ。2台連続で赤を選んだのは、風水で「赤は自分を守ってくれる色」と言われたから。(←編集部注:前回登場の辛酸なめ子さんは「赤いクルマは事故りやすい説」をとなえてらっしゃいました…)
しばらく気に入って乗っていたのですが、そろそろ派手なオープンも卒業かなと思い始めた時にサーフィンを始めたこともあり、ボードの乗るクルマに買い替え。現在の愛車・メルセデスベンツC200のステーションワゴンに至っています。
以前に特集記事のほうでもお話したのですが、女性のファッションとクルマは「プラスとマイナスのバランス感覚」が大切だと思います。私の場合、普段の服装が結構派手なので、クルマは地味なカラーで、全体のフォルムは少しいかついぐらいがちょうどいい。お仕事でご一緒するスタイリストさんたちも、それぞれにイメージに合ったクルマ選びをしていますが、それも自分のスタイルがあってこそのバランス感覚。もちろん実用面でのポイントも押さえた上で、身近なファッションからクルマを捉えてみるのも楽しいと思いますよ。
-女性向けのクルマをプロデュースされたことがあるとか・・・
数年前のファッションショーで、スポンサーだったマツダさんのクルマを「Cher」のテイストにアレンジし、来場者に抽選でプレゼントするという企画がありまして。たしか横浜のご夫妻が当選されたと思いますが、かなり本気モードでこだわり、渾身の1台をつくりました。当時は女性向けのクルマが出始めたばかりで、内装も女性が喜ぶようなものがあまりなかったから、「自分も乗りたいと思えるクルマを作るぞ!」とアイデアを練って。「白のシャギーのフロアカーペット、全面ウッドパネル、シートはベージュの革張り・・・」などと思い切りリクエストを出したら、職人さんに「ムリです!!」と言われましたけど・・・。
職業柄か、内装とくにシートにはこだわりたくなっちゃうんですよ。以前乗っていたクルマがそうだったのですが、布製で幾何学模様のシートってありますよね。洋服と同じく「無地やシンプルなものの方が好み」という女性は多いはずなのに、よりによってなぜその柄・・・?と言いたくなるようなものも。もっともっと女性の声やセンスを取り入れたクルマが登場してほしいです。
【マセラティ スパイダー】
サックスブルーにベージュの革シートという色合わせで乗ってみたいです。(既に生産終了とのことでGETしたい方は中古車で!)
【MINI】
おしゃれ感でいうとMINIが可愛くて好き。実は弟が乗ってます。色は黒がいいかなあ。(写真は北村さんの弟さんの愛車)
【ジャガー XKコンバーチブル】
この存在感に惹かれます。色は濃紺がイイ!
先日の特集に引き続きご登場いただいた山崎さん。さすがはファッションの最先端でお仕事されているだけあって、内装への思い入れが熱い!肩のチカラは抜き気味なんだけどセクシーで女っぽい、そんな「Cher」のイメージと山崎さんのクルマ観がとってもマッチしていました。
ファッションショーでプレゼントされたという幻の特別車も、残念ながら写真をご紹介できなかったのですが、こだわり抜かれた素敵な空間に仕上がっていたようです。どうせクルマに乗るならデザインやスタイルにもこだわって、自分らしさを表現したいもの。メカに弱い女性でも、クルマをファッションやインテリア感覚で見てみると、もっともっと身近に感じられるかもしれません。








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