CarTime > Car Life インタビュー > ボルボ・カーズ・ジャパン マーケティング部 飯田佐千代さん

Car&Lifeインタビュー 気になるアノ人のクルマ観や、業界で活躍する女性の本音

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PROFILE

ボルボ・カーズ・ジャパン マーケティング部 1998年に入社後、支店勤務、流通企画部、宣伝販促部等を経て、現在はマーケティング部にてディーラーマーケティングのサポートと公式ウェブサイトの企画・立案を担当。
>> ボルボ HP

現在の主な業務は2つあります。ディーラーマーケティングのサポートとボルボ・カーズ・ジャパンの公式ウェブサイトの企画・立案です。

ボルボはご存知の通り北欧・スウェーデンのクルマですが、ボルボ・カーズ・ジャパンはインポーターなので、製造ではなく販売とマーケティングがメイン。全国に約130拠点あるボルボ・ディーラー様とインポーターのパートナーシップは歴史的につながりが強く、私はその一端を担うため、ディーラー様独自のアクティビティの企画をサポートしています。

また、ウェブサイト業務では、スウェーデン本国のサイトを日本に導入し、展示会など日本独自の企画にあわせて、サイトも独自に企画運営しています。

        

本国が発信する情報を日本のお客様にも伝わりやすいよう工夫しつつ、一貫したブランドイメージを伝えることが大切なのですが、この点が最も難しく、面白いですね。

        

スウェーデンの人々は金髪で大柄で力強そうな印象があるかもしれませんが、実はとっても謙虚でシャイ。日本人と性質的に通じるところがあります。彼らは、強気な自己PRが苦手なので、私たちがその分、日本の皆さんに“ボルボってこんなに良いんだよ!”をもっと表現して伝えないと・・・と思っています。



―スウェーデンといえば北欧、そしてインテリア。日本に進出して話題になったIKEAなどもそうですが、余暇を快適に過ごすための“空間文化”に独特な印象がありますよね。

        

冬が長く、夏が短いスウェーデン。寒さが厳しい時期には家で物事をじっくり考えたり自分の内面を見つめる傾向があるようです。インテリアが有名なのも、家でゆっくり過ごす文化が根付いているからなんでしょうね。スウェーデンの製品は厳しい自然の中でいかに快適に過ごすか、例えば小さな光をいかに大きく取り入れて、明るく楽しく安全な空間をつくるか、などが考えぬかれているように感じます。

ちなみにスウェーデン本社のスタッフを見ていると、彼らはとても合理的でON/OFFの切り替えが上手。余暇を大切にしているんですね。金曜の午後からお休みをとったり、夏休みはたっぷり4週間もとって家族で過ごしたりするんですよ。

―女性はボルボが好き?

        

ありがたいことに、輸入車ならボルボが好き、といってくださる女性の方は多いです。それは、ボルボが、輸入車にありがちな男性的で硬質なイメージではなく、中性的で柔軟なイメージをもっていただいているからでしょうか。

たとえば、先日、スウェーデン大使館でのイベントでは、スウェーデン人デザイナーがクルマの内装のデコレーションを手がけてくれ、今流行の北欧のテキスタイルでヘッドレストを巻きつけたり、素敵なクッションを置いてディスプレイしてくれました。クルマがスタイリッシュなインテリアショップのように早変わりして、本当に目からうろこが落ちました!このような個性を受け入れる柔軟性、シンプルさが、感度の高い女性の方に共感をいただいているのかもしれません。

最近女性向けのクルマがたくさん出てきていますが、個人的に最初からガーリーすぎるものは苦手。私のようにシンプルで飽きのこない中性的なものが好き、という方はボルボのテイストを気に入っていただけるかもしれません。それを自分がデザイナーになってアレンジすればなお楽しいですもんね。



―女性ユーザーへはどんなアプローチをされていますか?

        

女性にクルマの情報だけで興味を持ってもらうのは難しいので、ボルボではライフスタイル全般からクルマを提案しています。たとえば北欧つながりのインテリアやカフェとのコラボなど。(編集部注:実際にボルボユーザーにはインテリア好きな方や北欧好きの方も多いそうです)

        

クルマ以外のキッカケからボルボに関心を持っていただけたら嬉しいですね。北欧製品の穏やさやぬくもりが好きな方ならきっとボルボ車の良さをわかってくださると思います。



―2004年のジュネーブ・モーターショーで女性チームが開発した「YCC」が話題になりましたよね

        

スウェーデンは人をとても大切にする国。ボルボも個人を尊重する社風です。男女はもちろん上下関係も平等で、穏やかな雰囲気だと思います。ボルボ・カーズ・ジャパンでは女性社員が1割程度ですが、本国では女性社員が多く活躍しています。「YCC(ユア・コンセプトカー)」は彼女たちの視点で設計・開発されたもので、「自立したキャリアウーマン」がターゲットです。

子供のころからクルマが好きだったという飯田さんの愛車は水色のS60。



「ライフスタイル的にワゴンではなくセダン向きだったので、あえて“外した感”で選びました。実は購入したのが2002年なので、同僚からは“もういい加減買い替えろ~”って言われてます。次に買うならC70かな。颯爽とカブリオレに乗って、好きな音楽をかけてドライブしたいです。」



音楽好きの飯田さんにとってクルマは至福のオーディオルーム。新しいCDを買うと、それを聴くだけのためにクルマを走らせることもあるのだとか。



「お部屋でじっと聴いているより、クルマなら流れてゆく景色の中で気持ちよく音楽をたのしめるんです。頭の中がクリアになって、不思議といろんなアイデアも浮かんでくるんですよ。」

編集後記

待ち合わせ場所に登場した飯田さんはベージュ系の完璧コーディネイト。名刺入れ、バッグ、靴などの小物に至るまでとっても素敵にまとめておられ、相当なおしゃれ上級者と見ました・・・!

飯田さんならボルボ独特のセンスやぬくもりを自然体で伝えることができそう。開拓が難しいとされる女性市場、これから飯田さんの感性でどんどん広げていかれることでしょう。陰ながら応援しています!

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